KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

超妹大戦シスマゲドン2 (ファミ通文庫 ふ 2-1-2)

超妹大戦シスマゲドン2 (ファミ通文庫 ふ 2-1-2)

超妹大戦シスマゲドン2 (ファミ通文庫 ふ 2-1-2)

作家
古橋秀之
内藤隆
出版社
エンターブレイン
発売日
2007-02-28
ISBN
9784757734531
amazonで購入する

超妹大戦シスマゲドン2 (ファミ通文庫 ふ 2-1-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kou

これを読むまでは、古橋秀之という作家を過少評価していたようだ。それほどまでに終盤からの怒涛の展開はすさまじい。そしてトドメとなる、あとがきの迷言。このテーマで執筆しながら、“妹萌え”に逆らい、「明らかに間違っているモノ」を全力で書くって……。いや、それって売れないものを作るって意味ですよ……? ――正直、これにどう反応していいか分からない。そんな間違ったエネルギーに満ち溢れた怪作だった。

2012/10/20

たもん

2巻でちゃんと終わるのかなあ、「古橋先生の次回作にご期待ください!」みたいなことにならないかなあ、とか思っていたが、見事にまとまって、いや、発散していたのはさすが。超人オリンピック的な展開でどんどんインフレしてるなー、と思いつつ読んでいたら終盤はゲッター的な超インフレ。個性豊かな妹たちがそれぞれの特性に応じた見せ場を与えられ、伏線もちゃんと回収し、ケレン味とハッタリと勢いだけでラストまで突っ走る。

2011/07/05

CCC

読み終わってからタイトルを見ると、本当にタイトル通りだから恐れ入る。妹がインフレしすぎて世紀末。しまいには人類男性の一割がランダムで消滅したりするが、その雑さには笑うしかなかった。

2019/12/08

金目

うん、見事!あとがきの通り「明らかに間違っているものを、元気に描き切る」を全力でやってくれました。そりゃ妹と結婚する覚悟のない奴は兄貴じゃないわw ストーリー展開で読者を奇襲するのではなく、設定の段階で常識をブレイクスルーし、あとはただ予想を超えて突っ走っていく、という作風が遺憾なく発揮されております。イモートロンエネルギーの持つ勢いは、グレンラガンの螺旋力を彷彿とさせました。しかし、作者紹介「玄人好み」「隠れた実力派」「この人もうちょっと売れるといいよね」などの評価をほしいままにする、ってあんまりだろw

2013/06/25

Sleipnirie

空間とは、時間とは、生命とは、進化とは、そして妹とは。 これは妹萌えラノベなどではない。 『妹』という存在に真っ向から突っ込んだ書であるっ!!    とまあこういう文が思いつくぐらい突き抜けてました。  予想以上に壮大な物語だった。

2012/09/09

感想・レビューをもっと見る