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武侠さるかに合戦 (ビームコミックス文庫)

武侠さるかに合戦 (ビームコミックス文庫)

武侠さるかに合戦 (ビームコミックス文庫)

作家
吉田戦車
出版社
エンターブレイン
発売日
2008-07-22
ISBN
9784757743168
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武侠さるかに合戦 (ビームコミックス文庫) / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

吉田戦車の描いた漫画『猿蟹合戦』。私は吉田戦車の良い読者ではない。読めばいつも面白いとは思うのだが。この漫画もまず絵が面白い。擬人化された、コントっぽい動物や道具達を見てニヤッとさせられる。絵巻物みたいな日本画っぽい背景や自然が描かれる。上手い。江戸時代の黄表紙的な戯作でもあり、昔話をふざけた絵で敢えて大真面目に時代劇やヒーローものの様に描いたパロディでもある。皆にお勧めするほどではないが、普通に楽しく面白く読めた。退屈凌ぎの娯楽に相応しい。

2015/01/29

yom

さるかに合戦。吉田戦車流に擬人化されたキャラクターが面白い。そういう意味では出オチ感が強く、ストーリーとしてはあくまでさるかに合戦だし二の次かもしれない。

2024/02/17

春るるる

昔話が吉田戦車にかかるとこんなお話になる、というお話。母親を殺されたカニ姉弟のあだ討ちを支える、栗の親分・女王蜂候補のハチの二娘・流浪の渡世人姿の杵・杵に見捨てられた気弱な臼。助っ人が揃ったと思ったら「地の巻に続く」ってこれ、1冊で完結してなかったの?!・・・・・・なるほど表紙に小さく「天の巻」とある。いったいどんな展開になるのだ。

2009/06/23

kokada_jnet

吉田戦車のこういう系統の作品は、中編が一番面白い。これは長編にしてしまっているが、その分、かえって面白くなくしている。

2013/01/28

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