暁のヴァンピレス~アグレイアーデンの緋百合~(一迅社文庫) (一迅社文庫 さ 3-1)
暁のヴァンピレス~アグレイアーデンの緋百合~(一迅社文庫) (一迅社文庫 さ 3-1) / 感想・レビュー
T.Y.
4国が覇権を競う吸血鬼の世界ドラクリヤにて、アグレイアーデンの辺境貴族スタフォード侯爵が4国の女王達を集めた宴を開催する。しかし彼は資源の枯渇という現状への対応策として非人道的な奴隷制を考案しており…。主人公はアグレイアーデンの騎士リィザ・ザクセン。彼女の正体が一つの見所だがタイトルがタイトルだけに予感はあったというべきか。しかし原作漫画に比べればストーリーの動きはあるものの、世界の大きな情勢には動きがなくこれでも「序章」か…。詩的な短い区切りの多い文体は内容に合った雰囲気を出してたかな。
2014/04/27
クローカ
ライトノベル。メディアミックス企画の一旦、のようですが、桜井光ファンとしてしか評価できないのでそのつもりで。文章そのものはあまりに桜井光的でありながら、普段の桜井光が描かないものを見せてくれた、ファン的には理想の二次創作(敢えてこう書きます)でしょう。どこか時代劇の王道のような、鉄板のクライマックスはアレンジしてTRPGに使いたくなる魅力がありますし、ラストのほろ苦さは絶品。単品でも十分面白かったですが、まだまだ続きが読みたい!……のだけどレーベル的に難しいかなあ。
2014/09/06
ひかる
ノベライズ作品ですが、単体で読んでも面白い作品なのではないかと思います。アデレイドの凛とした佇まいがかっこ良かったです。このシリーズがどのように展開していくのか、楽しみです。
2014/06/01
シータ
PEACH-PIT原作の「暁のヴァンピレス」のノベライズ化。作品の雰囲気や暗さは好きです。ちょっと疑問に思ったのはリィザがとっとと正体現せばベスが死んだかどうかわからないけど酷い目になる前に対処できただろ…。とりあえず原作コミックの方は未読でしたけどこれ単体でも大丈夫でした。細かいところ知りたければ原作読めってことですね!
2014/05/16
あおいたくと@灯れ松明の火
まさかの文庫化してたので買う。アデレイドは別作の真紅にも似た気概を感じるので好きだけど、ボーイッシュなウルベルタもさらに男勝り度上がったし、双子姫はさらに謎さが増したし、マルゥルの相変わらずのえぐさも変わらずで…うんつまり、また別の話も読みたいなぁ。
2014/05/09
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