湖川友謙 サンライズ作品画集
湖川友謙 サンライズ作品画集 / 感想・レビュー
姉勤
富野由悠季総監督が年次に手がけた3つのアニメーション作品のキャラクターデザインを担当した湖川友謙氏の選出した画集。商業誌やムックやサウンドトラックのジャケット、小説の挿絵、即興画など。アニメキャラクターの油彩化などでリアル感より違和感を与えてしまう例が結構ある中で、絵に骨格があると評された氏のバタ臭い迫力。作品ごとにタッチを変えた表現や躍動感のある人物も素晴らしい。唄だったり、匂いだったり映像にふれると、その時の思い出が蘇る事がしばしばある。夢中ではないが、毎週観続けていたローティーンの頃の記憶の解凍。
2017/10/12
yajimayajiuma
収録点数はそこまで多くないが、その分サイズは大きい。イデオン、ザブングル、ダンバインとサンライズの代表作ばかり。良し悪しを超えた所で強烈な個性を持ったキャラデザだと思う。富野監督が「アニメ的でなく、肉付き、質量がある」と評しているが、そういうことかもしれない。アオリが有名な湖川さんだが、感情が出せるから使うらしい。関連して、顔の角度による描き方をサイコロの例で図解してくれる。そのせいか、横顔や伏し目がちな表情でも印象的な物が多い。マーベルやルーザなんかは特にそう。しかし、シェリルが「かわゆい」か…
2021/04/23
tokkun1002
2017年。ダンバインの原画に言葉を失う。この絵好き。
2024/09/12
感想・レビューをもっと見る