CYNTHIA THE MISSION 2 (ZERO-SUM COMICS)
CYNTHIA THE MISSION 2 (ZERO-SUM COMICS) / 感想・レビュー
文月葵
2巻は登場人物毎の心理や背景事情をより掘り下げてストーリーに組み込んでいるため、1巻では見られなかった内面にまで踏み込むことが出来、大分愛着が持てるようになってきた。肉体的、頭脳的にも人類を超越したサイコパス少女、中塚侑実子が狂喜乱舞する殺人劇には、残虐描写に耐性のある者であっても、その異常性に激しい憎悪と嫌悪感を抱くことだろう。しかし、彼女の登場により久我の過去、そして戦いに臨む信念や好敵手、島原との友情(?)を垣間見る事の出来たのは貴重だ。より絆の深まった二人の今後が楽しみ。
2012/08/22
あき
バトル漫画。二巻です。登場人物の心象を表現するために、構成がほんの少しわかりづらくなってしまっている点が残念。ただもうこればかりは仕方がない。しかし構造はすばらしい。一巻の際には気づくことが出来なかったが、このイマの物語にひっぱってくる過去話そしてそれがまた人物のカタチを彩ってゆく。まだ二巻なのに話の盛り上がりが激しくてのめりこめるこの感じ、好きです。主人公だれだよって感じですがこれが本当の”物語”なのかもしれませんね。
2010/05/16
もつA
人を殺すとはどういうことか、そのテーマに絞られた2巻。相変わらず究極的に面白いです。登場人物紹介の1巻から本編へ。やはりシンシアがどう行動するのかというところからですが、シンシアと果苗の対比から究極の殺人者として登場する中塚、この設定も動機も物凄い。設定的には刃牙のラインとも思えますが凄いです。でも矛盾点を感じることも、しかしそれはあとがきに書いてましたね。最後の話はまだ解決せずといった感じで。相変わらずアラヤはいいキャラ過ぎますが、支える檎桐もいいキャラですね全く。本当にキャラが生きている漫画です。
2016/05/01
四海鏡
二巻目にして、普通ならボスに置いても不思議じゃないレベルのキャラが次々と投入される、凄まじい速度の展開。
2010/10/12
nzmnzm
格闘・暗殺・少女・国際犯罪といったギミックがあからさまに採用されている。そこにフェチズム以上の作劇上の倫理観を見いだしたいのだけれど、この作品ならそれは可能なのだろうか。ガンスリよりは好きになれそうな気がする。
2008/11/25
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