新卒ですが、介護の相談うけたまわります (メゾン文庫)
新卒ですが、介護の相談うけたまわります (メゾン文庫) / 感想・レビュー
りゅう☆
特養の生活相談員志望なのに「介護保険外相談所クルクマ」に配属された里枝。介護の仕事希望の娘を辞めさせるようとする母、区画整理の反対住民を賛成させたい役所職員とその対象の人を助けたいという相談、人員不足で大変な特養の求人方法、最期に実の息子に会いたいと願う母。様々な相談が持ちかけられ、解決は難しいでしょーと思いつつ、少しずついい方向に向かい、相談に応じてるうちに生じた感動あり、だんだんやりがいを感じるようになって嬉しい。介護外での問題って現実的に多いと思う。海吾くんとのラブも期待しつつぜひとも続編希望です!
2018/12/15
itoko♪
プルーフにて読了。新レーベルのメゾン文庫創刊第1弾作品。6月9日発売予定。ストーリーの舞台は、「介護保険『外』相談所」希望と違う部署に配属された主人公の、汗と涙の成長を描くお仕事小説。軽快なテンポ、癖があるけれど魅力的な登場人物。1話完結全4話からなるストーリーは、謎解き要素もあって面白い!それになんと言っても地元が舞台!馴染みのある行事や施設も出てきてたまりませんでした。キャラクター文芸だけど、老若男女楽しめる作品だと思います。
2018/05/24
ami*15
青春小説のイメージの強い作者ですが、今回の作品は介護というこれからの時代に必要な題材をライトに描いていて、認知症の知識など介護に関することについて興味を持ちやすい内容だったかなと思います。里枝は自分が希望していない『クルクマ』に配属され、地元の人々の介護相談に関わることになりますが、介護をするにおいての喜びや悲しみとは何か里枝の奮闘ぶりから強く伝わってきました。人が死ぬ瞬間は誰だって辛い。良い題材だったし、里枝の頑張りをもっと見ていきたいので続編を希望します。海吾さんもまた面白いキャラでした。
2018/06/27
ネムコ
遅くなりましたがご報告します。実は読メの献本に当たりました♥ 初めてです。献本に当たる、は都市伝説ではなかった!(笑) さて、この本は特別養護老人ホームステイの生活相談員として就職した小飼里枝が、介護保険「外」の相談を受ける相談所へ配属されるところから始まる。「私、納得できません!」と叫んでも後の祭り。しかしその相談所で感情表現の下手な所長とお菓子作りが趣味の事務員さんとともにいろいろな相談に乗るうちに、本当のやりがいを見つけてゆく…。実際に介護に関わってらした作者が「介護の本が書きたい」と言った時(続)
2018/06/18
coco夏ko10角
社会福祉法人・花の郷会に入社した理枝、配属先は介護保険外相談所クルクマで…。介護保険外の悩みや問題は様々、設定がいい。とはいえタイトルは「介護の相談」だし、もうちょっと介護がからんだ話が読みたかった。
2019/08/03
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