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実験医学増刊 Vol.33 No.2 再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線〜飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

実験医学増刊 Vol.33 No.2 再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線〜飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

実験医学増刊 Vol.33 No.2 再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線〜飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

作家
岡野栄之
山中伸弥
出版社
羊土社
発売日
2015-01-23
ISBN
9784758103442
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実験医学増刊 Vol.33 No.2 再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線〜飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦 / 感想・レビュー

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S.J.

2015年時点での国内の再生医療の進展を、基礎研究から臨床応用、産業化への課題や行政の取り組みまで幅広く採り上げた総説である。再生医療に関しては医学・生理学的な成果ばかりに目が向けられがちだが、臨床で使用するには再生医療用の機器・消耗品の開発やサービスの育成が必須である。しかしこれらの多くを輸入品に頼っているのが現状である。再生医療はかなりの高額となることが予想されるので、これら周辺産業を国内で育成することは急務であろう。本書を読んでもったのは、新知見や新技術への期待感よりも、臨床応用への危機感であった。

2016/08/04

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