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ひとごろし

ひとごろし

ひとごろし

作家
明野照葉
出版社
角川春樹事務所
発売日
2004-02-01
ISBN
9784758410281
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ひとごろし / 感想・レビュー

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ruki5894

鬱陶しくて、鬱陶しくて読みながら舌打ちした。誰もが誰かに頼って、依存して一番苦手な人達。でも、気になって途中で本を置けなかった。ウンザリしながらも一気に読んでしまった。もっと他の作品も読みたい…。面白かった。

2014/06/27

まるるこ

じわじわ追い詰められていく心理描写が、怖い、怖い・・・ 弓恵は最初から、おかしいと思ったけど、萌子も母親も異常。 主人公泰史も、この母親と妹と家族でなければ、こんな人間に 育たなかったのかもしれない。いくら肉親でも、ある程度の距離感は 大事なんだよな~ 以前、著者の作品を何か読んだことがあるが(あんまし覚えてない^^;) 登録数が少なくても、この作品のほうがはるかに面白かった。 いや、面白かったというか、インパクト大! 最後の最後、扉を開けてどうなったんだ!? 気になって眠れない><

2017/02/17

シズク

初めて読む作家さん。女性作家だからか女性の醜い部分を凄く丁寧に書いてある。登場人物がみんな異常。誰一人として感情移入が出来なかった。ここでは、弓恵や萌子を異常な女として書かれてるが、愛する人とずっと一緒にいたいと思い束縛し続ける彼女はどこにでもいそう。だから、もしかしたらこの両者も意外と普通なのかもしれない。

2014/06/19

みんと

好きな人の愛情を独り占めするためだったら、手段を選ばない。 人を殺めることでさえ何とも思わないなんて恐ろしすぎる。 もし、愛娘の死でさえ企んだものだとしたら、、、。 ストーカーされ続けた泰史も、どれほど、恐怖心や焦燥感に苛まれたのだろうか。 更に妹にまで執着されるのだから、本当にお気の毒である。

2012/02/21

きょん

弓恵と出会ってしまってから徐々に歯車が狂いだした泰史の生活。心理描写が細かくじわじわ追いつめられていく感じは堪らない。歪んだ愛と情の深い家族愛から逃れようとする泰史は結局最後まで女たちにつきまとわれる。ラスト、一体誰が異常なのかが読んでる方もわからなくなりなんとも不思議な読後感。

2014/12/19

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