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うたう警官

うたう警官

うたう警官

作家
佐々木譲
出版社
角川春樹事務所
発売日
2004-12-01
ISBN
9784758410458
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うたう警官 / 感想・レビュー

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タックン

記念すべき道警シリーズ第一弾再読。道警上級幹部の捜査費裏金問題に揺れる道警。その証言のために百条委員会に召喚され(うたう)と噂のある津久井に付き合いのあったミス道警殺害容疑がかかり射殺命令も出される。 その異常な命令に違和感を覚えた佐伯警部補は女性刑事の小島と2・3人の有志で独自の捜査を始める。 ミス道警殺害の真相は?津久井を無事委員会に出席させられるか? 佐伯の行動力と統率力そして小島の女性ならではの情報取集力が凄い。最後の津久井が委員会に出られるまでのハラハラ感が凄い。

2024/06/02

あっ!chan

五年ぷりの再読。別に口直しというわけではないのだけど、黒川博之さんの悪果の後なので、なんか安心して一気読み。よく知る札幌が舞台だし、一晩で事件を解決するという制約なので、若干都合のよいところもあるけど、逆にスピード感があって迫力が倍増だ。十年以上前の作品なので、携帯やインターネットに戸惑う様子が、今更ながらそんな時代だったなぁ~と思い出したり…あと「笑う警官」が文庫化のための改題の作品だった事は知らなかった。この作品が今年の読み納め。

2015/12/31

kazu@十五夜読書会

ネタばれ注意。佐々木譲さんの北海道警シリーズ①文庫版は、「笑う警官」に改題。キャリア幹部が犯罪を犯すが保身のため、無実の刑事津久井に罪をかぶせて・・・・・無実の刑事と過去にコンビを組み恩がある北海道警刑事佐伯が、信頼できる仲間を、募り上司に無断で捜査を始める。無実かもしれない仲間を助ける為とはいえ、組織意識が高い警察内で、ここまで上司に無断で動けるのか(・・?疑問もあるが、参加したの仲間の裏切り疑惑に、対する駆け引き、題名にある「うたう」の意味。事実が隠蔽される警察の実態がリアルに描かれている。

2013/02/17

ちゃさち

警察の問題を告白することは、こんなにも警官たちを総動員させ射殺命令まででるのかと思いました。悪の警官もいれば良い警官もいる仲間のために闘う姿かっこよかったです。

2017/10/31

達ちゃん

佐々木さん初読です。警察の実態をうまく描き、後半はスピード感もあり、すらすらと読めました。シリーズのようなので続きも楽しみです。

2016/04/28

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