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スタンレーの犬

スタンレーの犬

スタンレーの犬

作家
東直己
出版社
角川春樹事務所
発売日
2005-08-01
ISBN
9784758410533
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スタンレーの犬 / 感想・レビュー

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Tom Num

大企業の女社長を失脚させる為に一週間ほど社長を札幌から遠ざけて欲しいと依頼された主人公のイズ。イズは偶然を装い女社長と接触し2人で普通列車を乗り継いで行く旅行に出る。2人は列車の中で、または食事しながら側から見ればどうでもいい話を延々します。探偵シリーズのようなスリリングな展開や軽快な掛け合いはありません。でもこの2人の会話がこの物語のキモだと思います。イズの出生や社長の辿って来た軌跡等も挟み込まれますが2人の会話がとにかく素敵。ゆっくり絆を育む歳の離れた2人のたった数日の旅行譚。ラストは少し切ないです。

2018/06/21

*すずらん*

あまり相性が合わなくて、逆に印象に残る本でした^^;

2011/09/19

ざわ

主人公の少年に、奥行きをもたせるために「殺人者」という設定にしたのだろうか。そんなところがなくても充分小説ネタが多い少年だったと思う。そんな「説得屋」の少年は、「社長解任」をスムーズに進めるため、女社長を各駅停車の旅に連れだした。徐々に紡ぎ出される少年と社長の過去、旅模様なんかがなかなか面白かった。

2009/10/22

タナゴ

今までの作品とはまた違った雰囲気で、こういうのも好きだと感じました。

2016/02/12

Meta

東直己さん、初読です。面白かったですけど物足りなさとモヤモヤ感が・。他も読んでみます。

2014/04/08

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