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ラ・パティスリー

ラ・パティスリー

ラ・パティスリー

作家
上田早夕里
出版社
角川春樹事務所
発売日
2005-11-01
ISBN
9784758410571
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ラ・パティスリー / 感想・レビュー

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ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

これもスイーツの描写が美味しそうで、夜中に読むとヤバイ・・・!!!(笑 ただケーキを売るだけでなく、それを作る過程やそれにまつわる人々のことも知れてよかった☆また、神戸が登場してたのがうれしかった♪最初の謎で、後々の展開が気になり、うまく読む気を持続させてくれた。文章は読みやすく、季節ごとにケーキの色んな表情が見えたのが楽しかった。謎の真相や二人の関係については、疑問が残るが、おいしそうなケーキがたくさん出てきたので、気にしないことにする(笑 東京のスイーツも味わってみたい♥参考文献も読みたくなった(笑

2013/04/15

まる

ケーキの描写が丁寧で想像しやすく、食べたくなっただけでなく、口の中に甘さが広がるような感覚でした。こういうところで働く人たちは本当に大変そうです。でも、好きだから、と誇りを持って仕事できるのはかっこいいですね。恭也の正体は一体…と読み進めていたのですが、予想外に辛い背景でラストあたりは気持ちが重くなりました。ラストも、うまくいくのかいかないのか、未来が見えないところが何とも言えず残ってしまいました。嫌いなわけではないのですが、もう少し明るいラストを望んでいたので…とりあえず、ケーキが食べたい。

2016/03/17

あつひめ

最近、甘いスイーツを扱った作品が多い中、ただ甘いだけじゃない作品として興味を持った。出てくるフランス菓子はどれも甘酸っぱさやしっとり感を感じさせる描写で気に入ったのですが、物語の展開を考えると何かが足りない。ちょっと上辺で物語が進んでいるような気がしてしまって途中からもったいないなぁ~感が。それでも、ラストはうまく次回作につながるようなほろ苦い感じで残しているので次回作を期待したいと思います。上田さん初読みでしたが、フランス菓子と言うものを今までよく知らなかったのでこの作品でちょっと興味を持ちました。

2012/03/18

エンリケ

洋菓子店を舞台に進むパティシエ達の群像劇。お店に舞い込んだ記憶障害の青年がお話のスパイスとなっている。彼の正体が謎のまま、素晴らしいケーキを作って人の心を動かして行く。何よりパティシエ達の重労働ぶりに驚いた。素晴らしいお菓子の裏側の大変な苦労に頭が下がる。過酷な競争の中、お店を維持するのが至難で有る事が良く解った。お話は派手ではないが、前述の青年と新人パティシエの交情が後半ほんのり描かれる。ケーキの描写は悪魔的なくらい魅力的。ダイエット中の方にはお薦め出来ない。舞台が関西なのも嬉しかった。

2015/06/10

風里

ケーキ屋のお話ではなくパティシエのお話だけど、和菓子のアンを思い出した。 確かに神戸のお菓子は美味しかったな。 ミステリーや恋愛要素が微妙でお話としてはちょっと物足りなかったけれど、お菓子に関してはおなかいっぱい。

2012/11/01

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