人情屋横丁
人情屋横丁 / 感想・レビュー
あじ
新聞販売店に住み込み、母子家庭を支えた少年時代を、幾度となく回想する一力さん。卒業を期に販売店を出る際、先輩方がご馳走してくれた鯛の塩焼き。「しっかりな、帰ってくるなよ」との言葉を添えた大人の真意を、一力さんは昔日の感謝と共に今も胸で温めていた。食や旅に関するエッセイ集で、中でも第1章の『お袋の味 親父の味』は、おかわりをせがみたい懐かしいお品書きが並んでいる。
2016/11/02
ちゅう
題を見て、江戸が舞台の人情モノ?表紙の絵を見て、昭和のか!と思いましたが、エッセイで、昔の思い出もありますが、時代等は、ばらばら。昭和初期の地方の話とおもったら、次は、東京でのサラリーマンの話だったりします。あっさりしていて、読みやすいのかもしれませんが、引き込まれないし、先が気になるでもありませんでした。
2021/07/31
緑
タイトルに惹かれて借りてみた。食べ物と、それに関連する暖かな思い出。今は亡きお母様との優しい思い出は、読んでいるだけで頬と涙腺が緩む。
2015/07/04
つちのこ
図書館本。自伝的エッセイ。2009.11.23読了
2009/11/23
さっちり
貧しいけれど幸せだったという思いが伝わってくるような、食べ物にまつわる短い話がつまっていた。現代の、給食費を払えるのに払わない親がいる問題に関する山本さんの意見に共感!!
2014/07/05
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