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眩暈

眩暈

眩暈

作家
東直己
出版社
角川春樹事務所
発売日
2009-03-01
ISBN
9784758411295
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眩暈 / 感想・レビュー

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hanchyan@だから お早うの朝はくる

ある事件の顛末を語る際に、本格ミステリが「謎解き」を軸とするならば、犯罪小説の軸はズバリ「犯罪」だ。当たり前か(笑) ともかくその際、東さんの興味は、謎解きの作用機序よりかは、明らかに事件に関わる人々の行いや、あるいはそのように行動する心の動きに向けられているなあと感じる。あたかも、たとえば島荘さんがあの豪快なトリックのために斜め屋敷を建てたように、東さんは人物を建てる……じゃなくて生み出す。登場する個々人の人間性が、事件の全体像に不可欠に寄与してるわけだ。んで、忌まわしい出来事の渦中に、ふとたち現れる↓

2022/04/09

うめけろ

この作家さんのこのシリーズは前々から気になっていたのだけれど、初読み。主人公の実直そうな性格も好感が持てます。ただ、報酬のない仕事にこんなに深入りしてて食っていけんの?という疑問があったし(ま、どーでもいいけど)、あとは、真犯人に気付く「眩暈」の場面があまりにも雑、という気はしました。けど、面白かったので、このシリーズの他の作品も読んでみようと思います。

2012/11/12

akira

4年ぶりに再読。内容は全く覚えていなかった。畝原シリーズの登場人物はみんな大好きだけど、この頃の小説は若干マンネリ気味か。でもこの次の鈴蘭は良かったな。次はそれを再読しよう。

2014/04/07

Cinnamon

シリーズものと知らずに読んだ。他のも読みたくなった。

2021/06/06

タナゴ

冒頭からラストまで、テンポよく一気に読めました。

2016/11/30

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