夕暴雨: 東京湾臨海署安積班
夕暴雨: 東京湾臨海署安積班 / 感想・レビュー
koba
★★★☆☆
2014/03/22
そのぼん
同人誌の販売イベントの爆破事件を追っていくストーリーでした。話は単純だけど、相変わらず警察の内部での人間関係や捜査の過程の描写がリアルで引き込まれました。
2012/11/01
kazu@十五夜読書会
安積班シリーズ。夕暴雨 東京湾臨海署安積班。臨海地区の発展に伴い再度開署、安積たちは再異動となり、新庁舎引越しの場面からスタートする。人員が増やされ刑事課強行犯係は二班となり安積たちは一班、二班には本庁捜査一課の相良が移動してきたが、安積に対して対抗心をむき出しにする。管内のイベント会場にネット上で、爆破予告が書き込みされ警備課に加え強行犯係も応援に駆り出される。現実に爆破が実行されてしまい、警備課と捜査が行われるが...課の縄張り意識・体面・面目が捜査に悪影響を与えるが安積班が主体となり解決する。
2013/03/13
よむよむ
安積班のお馴染みのメンバーが活躍する警察小説の王道。厚さの割りにサラサラ読めてしまう。会話文が多いからかな。爆破予告事件を軸に、署内の微妙な人間関係を絡ませながら物語りは進む。須田くん、相変わらずのオタクぶりでも、今回も大活躍でした。CSIなんか見ていると、ケータイの履歴なんかさっさと見ているのに、日本の警察ではそうはいかないんだな~とヘンな所に感心。予約して4ヶ月待ちでした^^;
2010/06/13
ノンケ女医長
作品の流れ、あまり好きになれなかった。犯人の意外性を強調したかったのか、とにかく勢いが急峻。著者は作品の登場人物を通して、ネット社会に大きな石を投じたかったのかもしれないが、描写がやや極端なのではと思った。逮捕の顛末も、なんだか呆気ないし、味気ない。東京湾臨海署の人間関係も、急にぎこちなくなったり、修復されたりしている。落ち着いて読むことが、少し難しい感じを受けた。端的に言うと、すっきりしにくい読後感。
2023/06/12
感想・レビューをもっと見る