男の背骨
男の背骨 / 感想・レビュー
美登利
前半部分は、共感はするのですが、いささか説教くさいところを感じます。オヤジの小言的に。もちろん言わんとしてることはわかるんだけどね。二回も離婚し何人とも交際してたというのにね(笑) 男くささは高知生まれだからかな~とも思います。読書に夢中になった日々、好きな作家さんは少しも一致していませんが、わかるなぁと思う部分がありました。実は山本さんの作品は「あかね空」しか読んでいません。時代小説が苦手なのもあったので。今月講演会を聞きにいくのにあわせてまずはとこのエッセイを借りてみました。
2014/09/11
穀菜粗食人
ある日ラジオから流れてくる低音の魅力の 山本一力氏の声にしばし聞き入っていた。 いくつかの作品を読み 本書に・ 著者の幼少期 物書きになったいきさつなど スイスイと一読 一力さんの 人柄が分かる一書だ。
2013/08/12
ともとも
作家としても、一人の大人の男性としても、 自分を見失わず、しっかりと自分を持って強く、時に優しく、 時に楽しく、山本さんの半生から、山本さんの人となりが、 文章から伝わってくるかのようでしたし、 また、そこに一人の大人として、自信に満ち溢れ、 誇りを持ちながら、常に堂々としているということも、 感じてしまいます。 そんな人生の先輩の後ろ姿が、とても素晴らしいく感じられて、 また、自信も誇りも失いかけている脆弱な自分に、 「もっとしっかりしろ」と叱咤激励をされているかの気がしつつも、 そ
2012/06/14
亀之助
男、いや江戸っ子の生き方ですな。周りに迷惑をかけない生き方じゃないと男にはなれないね。
2011/04/25
はなみずき
図書館の新刊だった。こういう世代のお父さん・夫・男性、いるんだよね。こういうきっちりと生きてきた人の言葉は芯があっていい。教科書ではないものからしっかりと人間を知って、自分をみて。ぶれない人になるって大変なんだと思う。
2010/06/14
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