空中都市
空中都市 / 感想・レビュー
七色一味
読破。しまった、三部作の三作目だったのか! タイトルだけで選ぶから、こう言う目に遭うという…。残念ながら、非常に気になっていたマチュピチュ、もっとそこにとどまっていたかった。三部作であるというとこを、敢えて無視して書かせていただくなら──。跳ねっ返りの娘や、怪しい方言を使う父親は、脇を固める程度の存在でも良かった。もっとマチュピチュやプレインカの文化や遺跡に触れたかった、と言うのが正直なところ。
2013/02/04
そのぼん
母と二人で旅行していたら母が突然いなくなって…という始まり方でした。 いきなり外国に放置されたら驚くだろうなあ…。自分だったらパニックになってそうです(苦笑)。
2012/06/27
星落秋風五丈原
母も娘も家族にあらかじめ言って旅行行けばいいのになあと思いました。家族ってそういうものでしょう。恋愛至上主義をうたってるんですね。
2024/01/07
スノーシェルター
なんだかなぁ。それぞれの人生なんだし、好きに生きたら良いよ。という感想。マチュピチュには行ってみたくなった。「何かを失うのであれば、徹底的に失わないといけない。中途半端に失うと、人は一生、その喪失を引きずることになる」が胸に刺さる。
2012/06/16
なゆ
英語が話せない娘をマンハッタンに置き去りにして、母はなぜかペルーに旅立ってしまう。向かうは空中都市マチュピチュ。ペルーを旅する母の旅日記と、どうにか一人で帰国した娘晴海の高校進学問題と淡い恋が、同時進行していく。意味ありげな旅の目的が後半にふいに見えて来て、このふたりの過去を読んでみたいと思った。なにせこの本は三部作の完結編という位置づけらしいので。そしたらもっと感慨深く読めるのかも、と。やけに印象的なのはあり得ないくらいの宗ちゃんのいい夫、いいパパぶり。
2012/05/03
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