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カード・ウォッチャー

カード・ウォッチャー

カード・ウォッチャー

作家
石持浅海
出版社
角川春樹事務所
発売日
2013-03-13
ISBN
9784758412131
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カード・ウォッチャー / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

労働問題山盛りの悪い日本がよく示されている。最後の急展開にはチョットビックリ。

2015/07/20

barabara

超多作の石持浅海、またまた出ました!お得意の、閉鎖空間での心理作戦は労基というヒールを加えることにより、更にグチャグチャにかき混ぜられ、疑心暗鬼や駆け引きが飛び交う。こちらも追い詰められ感をたっぷりと味わい、変な汗が出そう…読者の囲い込みはバッチリ、最後はストンと綺麗な着地点へ。読みやすく、追い詰められてのサスペンス感豊かな筆者の作品は、まさに平和な家での読者にぴったり、と毎回思うのだった。完

2013/05/09

財布にジャック

一言で言えば、とっても石持さんらしいです。労災が題材というのが、ちょっと憂鬱にはなりますが、オチはなかなか良く考えられていて確かに意外な犯人でした。労働基準監督署から来た人が探偵役なので、あれこれ隠さなくてはいけないと登場人物達が嘘をつくのですが、それで余計ゴチャゴチャになってきて探偵と一緒に状況を整理するのが大変でした。

2013/06/21

みかん🍊

サービス残業、労災隠しそれ位とか昔からそうだったからと当たり前に行われている会社が多い、残業中に起こった椅子が壊れて手を捻挫するというちょっとした事故、機械で手を怪我したとか現場で事故とかではなくても就業中に起きた怪我は労災、しかし普通はいちいち報告しない、労働基準局から臨検に入るという日になんと研究員の死体を発見、それを隠す総務社員と調査員たちとの攻防、上司の命でサービス残業を当たり前とする社員たち、それを訴えた人間、仕掛けた人間、結局誰が一番悪いのか、やっぱり労働形態を改善しなかった会社だろう。

2018/08/02

そのぼん

労災隠しから始まり、会社内で死体まで発見されて・・・。さらに査察まではいり、結末は如何に・・・って感じでした。内容のわりにはサクサク読めました。労災隠しみたいなのって本当にあったら怖いなぁ。

2013/07/15

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