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水平線のぼくら 天使のジャンパー

水平線のぼくら 天使のジャンパー

水平線のぼくら 天使のジャンパー

作家
仁木英之
出版社
角川春樹事務所
発売日
2014-05-30
ISBN
9784758412353
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水平線のぼくら 天使のジャンパー / 感想・レビュー

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けい

高校の水泳部員である隆文、洋介、映見の前に転校生麻巳が現れ、部長である映見に対して水泳での勝負を挑む。勝負に勝った時には私の言う事をきいて欲しいと。奄美大島とい南国を舞台にくりひろげりる、ノルディックスキー競技。麻巳の正体とは。高校生4人の清々しく、ちょぴり寂しくもあるお話を仁木さんらしく、不思議な感じて描いてくれます。皆んなの思いをのせて、翔び立つ一人のジャンパー。人生をかけた彼らの強い思いが起こす小さな奇跡を、いつまでも忘れないでいてくれたらと優しい気持で読み終えることができた作品でした。

2014/06/17

sora

読み始めてすぐに「話が若い!?」と感じました。若い!高校生の話だけれど、でも、奄美大島のいう文字に時間が穏やかに流れているイメージがわきだし、いい感じで読めました。それにしても、死人返しなんていう秘儀が絡んできたとき、話の流れに変わったな、勢いがでてきたな、なんて感じました。こういう話もいいもんです。

2014/08/03

むつぞー

中華ファンタジーや歴史物のイメージのある作者が、日本の高校生が主人公なの?しかも奄美大島でノルディックスキー?といつもの作風とは違います。 でも南の島でウィンタースポーツ、この作品でも出てきたけど「クールランニング」のように、そのスポーツに適さない環境や条件でも頑張ろうとする姿は、結構応援したくなります。 スポーツだけでない恋愛や友情といった部分も強く、スポーツ青春モノとして高校生4人の清々しい物語…と思っていたのですが…。 こう来るか!なるほどだから…なのか。 面白い融合かもしれませんね。

2014/07/13

Norico

奄美の美しい景色や、ノルディックにハマってくメンバーたち、麻巳に惹かれる隆文とかが美しく描かれてて、とても読みやすかった。まさに青春!麻巳が奄美にきた謎がポイントで。そこは納得できるようなできないような…

2014/10/28

T. みぃた

〈くいんむん〉不思議な響きの言葉だね☆奄美大島とノルディックスキー???飛びまくりで読み進めていけば、爽やかで切ないお話でした!転校生・麻巳の願いを叶えようと奮闘する島の三人・隆文と映見と洋介の真っ直ぐな気持ちが良いね!! 「私、ここにいるかな」「いるよ」大会の合間の麻巳と隆文の会話が心に残る。 ‐空と海の青が重なる所へ飛んでいった麻巳のこと忘れない。

2014/08/25

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