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捜査組曲 東京湾臨海署安積班

捜査組曲 東京湾臨海署安積班

捜査組曲 東京湾臨海署安積班

作家
今野敏
出版社
角川春樹事務所
発売日
2014-07-31
ISBN
9784758412421
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捜査組曲 東京湾臨海署安積班 / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

安積班シリーズNo.17 須田、村雨、黒木、桜井、水野の安積班メンバーに加え相楽、石倉(鑑識)らシリーズでは脇役まで、各々を主役に描いた短編10編 それぞれの章題に音楽用語を配した演出、相楽がオブリガード(副旋律)、安積が元妻の誕生日の食事会に行けるよう廻りが全員で協力するアンサンブル(合奏などの調和の具合)とタイトルもオシャレ どのお話しもスイスイ読め過ぎてまったく印象に残さない書き方は流石プロですねぇ(笑)

2016/10/30

ケイ

一話30ページほどの短編九つ。安積班はやはり安定的に面白いし、話がややこしく入り込まないので、さらっと読んでしまう。速水や安積、それに須田あたりが、もう神がかり的になってきているのが些か気になるけれど。

2014/09/21

myunclek

読み出しは、短編それぞれに付けられた題名が気になって話の中身に集中できなかった。今野敏、小賢しく組曲何てつまらん技法で読者を騙くらそうとしてるんじゃねえか?何て勘繰ったり。でもでも杞憂でしたわ。臨海署の安積班以外が登場する事で、シリーズが厚みを増したようです。もう少し一つの話をじっくり読みたい気もしますが、この軽さがシリーズの良さなのかもしれません。

2016/05/28

ノンケ女医長

今回も、大変心地の良い短編集。安積班には、たくさんのドラマがあって、読み終わると温かい気持ちに。事件や犯人に目を配る描写以上に、組織内部で時に衝突もしながら、最終的に相手を庇い、讃える心意気がとても爽やかだった。どう考えても長時間労働なのに、東京湾臨海署刑事組織犯罪対策課強行犯係第一係の、安積班は報われることが多くて、充実感に満ち足りている。たびたび登場する鑑識係の石倉進が主役となる「シンフォニー」は、煌びやかな異彩を放ち、格段の読み応え。結末に安堵する人は、やっぱり警察が好きなんだと思う。

2023/08/30

Tsuyoshi

安積班のメンバーの日常を描いた短編集。特に須田のキャラが光っていた。刑事らしくない浮いてしまうような振る舞いながら内側には熱い魂が宿るキャラにはメンバーの中でも一番惹かれてしまう。

2018/11/08

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