ターンオーバー
ターンオーバー / 感想・レビュー
ユザキ部長
堂場さんスポーツもの短編集。野球やマラソンの他、槍投げ等マイナースポーツも取り上げてる。取材力と筆力が凄いなぁと感心。で、本の感想。堂場さんにありがちなモヤモヤ終わり。短編だとモヤモヤのオンパレードでした(笑)高校野球のバッテリーの話はスッキリしましたが。
2017/05/14
みかん🍊
高校野球、アメフト、やり投、マラソン、ラグビー、プロ野球に纏わる6つの短編集。アメフト、ラグビーはルールーも余りよく分かっていないが、チームプレーをするスポーツとして楽しめた、高校野球の連投問題は今も深刻でプロの様に何人も投手を抱えているチームは少ない、プロを目指す選手、高校で終わりと考えている選手では考え方も違うが、故障を隠してでも最後まで投げ抜きたいと願う選手は多い、それを止めるか認めるが、どちらが正しいのだろう。
2017/10/15
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
【図書館本】スポーツをテーマにした短編集。野球、アメフト、マラソン、ラグビーなどなど。短編なのであっさりと終わってしまう感はあるのですが、堂場さんのスポーツ物は面白い。どちらかというとマイナーな競技である陸上やり投げをテーマとした「失投」なども興味深い。高校野球、激戦の神奈川県大会で一人投げ抜くエースと過去に肩を故障した元高校球児である新聞記者を描いた「連投」が良かった。★★★
2017/01/04
hisato
帯の『やられっぱなしじゃ終わらない』が特に気になって、手に取ってみました。各短編はどちらかというと、駆け引きや苦悩がメインでタイトルのターンオーバーに合致する話は、『インターセプト』くらいかなと思いました(『ペースダウン』も当てはまるのかもですね)。それにしても自信過剰な人が多かったなぁ。やっぱり、アスリートともなるとそれくらいがちょうどいいんですかね(笑)。やり投げやラグビー、アメフトとか普段見ないスポーツの話も楽しめて良かったです。
2017/01/18
それいゆ
これまで読んできた堂場作品は、野球、マラソン、駅伝ですが、どの作品も最後まで息を呑む臨場感があり気に入っています。今回はアメフト、やり投げ、ラグビーが加わり、どの話も引き込まれました。しかしながら、すべて短編なので、どうしてもノンフィクションと比べてしまいます。「江夏の28球」や「松井連続敬遠」は小説では絶対に表現できない傑作だと改めて実感しました。
2014/09/06
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