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潮流: 東京湾臨海署安積班

潮流: 東京湾臨海署安積班

潮流: 東京湾臨海署安積班

作家
今野敏
出版社
角川春樹事務所
発売日
2015-08-28
ISBN
9784758412704
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潮流: 東京湾臨海署安積班 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

安定の安積班シリーズの新刊。今作は今までの中でも良かったな~!冤罪に対する安積の姿勢が良い!こんな刑事ばかりだと日本も捨てたものじゃないと思わせてくれるのに・・今回、最後に署長の言葉もカッコイイ(笑)責任をとりたかったら出世することだってさ、安積係長。久々に夜を徹しての一気読みでした。満足なり!

2015/09/21

nyanco

商業施設でおこった事件がきっかけで物語が動き始める。毒物による死亡事故、海外の過去の事件を知っていた博識ぶりはお見事だけど却ってリアリティを感じられなかった。安積班が過去に取り扱った事件が冤罪?真摯に受け止め、立ち向かう安積班のメンバー達、班長の姿勢は素晴らしい。ただ、テロと解ってはいても最初の3人の家族知人の気持ちを考えると…全く無実の人が、という点では冤罪も同じであるというのが犯人側の考え方なのだろうけど、心情としてはモヤモヤしてしまいました。続→

2015/09/22

ノンケ女医長

黒木和也巡査長、30歳がとてもカッコよい。余計なことを一切言わず、黙々と仕事をこなす。彼が尊敬する32歳の巡査部長が、毒物を打ち込まれ救急搬送された。同じ毒物ですでに3人が死亡している。上司を心配し、ずっと病院に詰めていた黒木。そんなことを微塵も知らないのに、所轄をぬるま湯だと暴言を吐いたベテラン捜査員を、黒木は一瞬で殴打し、吹っ飛ばせた。読んで非常にすっきりした気持ち。安積班の絆も素晴らしかったし、「うちの署員のことは、私が決める」と、外部が勝手に下した謹慎を解き部下を守った野村署長の英断に痺れた。

2023/07/15

myunclek

やっぱりいいな、安積班。連日、報道番組を賑わす政治資金問題。都知事たるものが、何と浅ましいことか。ニヤけた顔での釈明会見、厚顏にも程がある。そんな気分悪くしていた所で読んだ今野敏。真っ直ぐな男気に、思わず涙が溢れそうになりましたよ。当たり前に責任取るべき人間が腹くくる気概さえあれば、世の中もっと風通し良くなるのにな。

2016/05/17

万葉語り

安積班シリーズの新作。今回は毒物テロ?から冤罪事件へと話が進むなか須田さんが入院したり黒木君が謹慎になったりと、安積班に逆風が吹く中、多くの助っ人が現れて事件が解決へと向かいました。いつも通りのパターンを踏襲した登場人物の描写が、久しぶりに読むとなんだか新鮮でよかったです。

2015/11/14

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