食堂メッシタ
食堂メッシタ / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。イタリア料理を主人公女性満希が営むメッシタ。そこに至るまでの半生を綴った物語。巻末にあった方の半生を書いたのかな?っていうぐらいイタリア(料理)に満ち溢れた作品でした。
2018/05/19
milk tea
主人公・満希は大学の友人の父が経営するレストランでアルバイトをして料理に目覚める。そのあと大学を退学しイタリアの料理学校で基礎を学び、イタリアと日本のレストランで学びつつ技術、舌を磨く。どこに行っても確かな足跡を残し、次のステップに繋いでる。立ち止まらず常に前に進む力強さを感じた。この小説にモデルがいらっしゃるのにも驚きです。
2018/11/17
yanae
カウンター席のみの本格イタリア料理店メッシタ。満希か一人で切り盛りするお店は今や人気になって予約もなかなかとれない。そんなお店の美味しい料理やお客さんとの軽快なやり取り、それに、満希が店を持つまでの半生が描かれています。満希は努力の人。認められてどんどん腕をあげていくのも爽快だったけど、周りに恵まれてるのもある。根からの嫌な人が出てこない美味しい優しい一冊てした。
2018/07/30
KAZOO
山口さんの「食堂のおばちゃん」シリーズを読んでいるのでこれもその系列なのかと思いましたが、実際あった話をうまく脚色して読ませてくれます。小さなイタリアンのオーナー兼シェフの女性の物語でイタリアまで修行をしに行ったことをおいしそうな料理とともに紹介してくれます。私も行ったことがあるいくつかの都市があるので楽しめました。イタリアの料理のレシピをいくつか「食堂のおばちゃん」シリーズと同じように巻末に書いてくれたらと思いました。
2019/06/15
のんき
イタリア料理の店、メッシタ。その小さな店をたった一人の女性、満希が切り盛りします。彼女は、お店を出すまでに、苦労したし、努力したし、才能もあったのかなあ。イタリア料理に魅せられて、イタリア各地で、料理を食べて、店で働いたりします。ほんとに、イタリア料理が好きで、美味しいイタリア料理をお客さんに食べてもらいたかったんだろうな。お客さんも予約なしでは入れないほど。ピッツァとかパスタとか以外イタリア料理をあんまり知らないわたしだけど、出てくるイタリア料理が、とっても美味しそうで、食べたくなりました。
2018/07/31
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