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今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和

今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和

今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和

作家
群ようこ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-01-15
ISBN
9784758413466
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今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

シリーズ第5弾となりました。本シリーズのいいトコは、いい意味で大きな変化がおきないトコかなと。とはいいながら、前作では「しまちゃん」と恋人「シオちゃん」がオープンになったりとありましたが、本作も基本、ゆったりと平和です。先日、実写版を観たからか「ママさん」は完全にもたいまさこさんのイメージでガッチリ脳内再生されてました。「アキコ」さんの(というよりは完全に作者さんの?)猫に対する'愛'がハンパないなと伝わります。文章の半分とまではいかなくても三分の一くらいは猫とじゃれてる描写で埋め尽くされる感がします。

2020/02/09

mariya926

シリーズ5冊目ということを知らずに読みました。パンとスープとネコ日和は前々から気になっていたのですが…お店を続けるというのは簡単ではないのですね。特に一人では体調的にも気力的にも難しいことがありますよね。アキコさんが老婆心も出しつつ、しまちゃん夫婦と接しているのが微笑ましたかったです。パン屋さんは残念ですね。こんな栄養満点のスープが飲めるなら通いたいです。コーヒーも!!最近はコストということで、お客さんのことを考えて作っている所が減ってきています。こんなお店があったら常連になりますね!

2021/02/15

sayuri

「パンとスープとネコ日和」シリーズ第5弾。今回も特別な出来事が起きるわけではなく、登場人物達のごくごく普通の日常生活が綴られている。太ったオス猫2匹(どすこい兄弟)と暮らしながら、サンドイッチとスープのお店を営業しているアキコ。お店のただ一人の従業員・しまちゃんはシオちゃんと事実婚をしたものの相変わらずの塩対応。シオちゃんが働く会社に容姿端麗の新入社員が入ったり、パンの原料の値段が上がり仕入れ先を考え直したり、しまちゃんの指輪問題を考えたりと色々あれど、深刻ではなく軽いタッチで描かれる。安定のまったり感。

2020/01/31

ゆみねこ

相棒のしまちゃんとサンドイッチとスープのお店を営むアキコさん。仕入れ先のパン屋さんの変更や異母兄の突然の死など少しずつの変化はあるけれど、どすこい猫の可愛さとしまちゃんのシオちゃんへの態度は変わらず。続編も多分読むと思います。

2020/02/01

美登利

前作よりも穏やかな気持ちで読めた。アキコさんがお店を1人では続けるのが大変な気持ちも分かるし、しまちゃんがシオちゃんに対する態度も多少軟化したように思えてきて。照れ隠しが半分透けて見える。新しいパン工房とのご縁も出来てこれからもお店は暫くは大丈夫そうだ。どすこい兄弟(愛猫)の食いしん坊と甘えん坊合体が微笑ましい。このコロナ禍でお家で引きこもりするには快適な生活に感じる。ただアキコさんの考えはテイクアウトしない方針だから、物語の中のお店だけど存続は厳しくなってくるかも?それでは読者も寂しくなるよね。

2020/07/23

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