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にほんの詩集 寺山修司詩集

にほんの詩集 寺山修司詩集

にほんの詩集 寺山修司詩集

作家
寺山修司
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-07-15
ISBN
9784758414098
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にほんの詩集 寺山修司詩集 / 感想・レビュー

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kinkin

寺山修司、享年47歳だった。今のじぶんより10歳以上若くしてなくなっている。詩人。歌人、俳人、評論家、戯曲察赤、映画監督他、なんて濃密な人生なんだろう。 土着のおどろおどろしさがある一方では少女向けのやさしくてセンチメンタルな詩を書いた。天井桟敷の公園があるのでと誘われたのは彼がなくなる数年前だったか、急に用事が 出来ていけなかったのは残念。「田園に死す」という映画は難解というか私にはコメントするすき間がなかった。。言葉の手品師そして劇団の猛獣使い。未だに彼を超える偉大な詐欺師な詩人は出ていない。

2022/12/01

晴久

詩集を読むのは好きだが、短歌や俳句はあまり親しんだことがなかったので新鮮な気持ちで読んだ。やはり詩のほうが自分には馴染み深いとも感じたが。現代だとアウトな表現があるけれどそれがかえって時代を感じる。全体的に肉親への思慕とか、寂しい気持ちが伝わるような雰囲気で良かった。

2022/10/29

りすちゃん

寺山修司、いろんな形態の詩集。詩歌初心者、寺山修司初心者なので、こういったものはもっと数読んでいくと詩歌のことや言葉の種類ニュアンスの理解、作者独特の空気感などよく分かってもっと楽しめるのではないかと思った。それでなくても楽しめたのが凄い。繊細で奇天烈で恐ろしく澄んでいるような印象。それが読み手に伝わるのが一番驚いたところで、あまりら分からなくても涙が出たりどうしようもない気持ちになったりしてあんなに短い言葉の中で感情が動かされるのが不思議。もっともっと詩歌や、寺山修司作品を読みたくなりました。

2023/03/22

ブルーツ・リー

中原中也よりはずっと読み易いと思った。 ただし、純文学に置いては、「読み易い」というのは、必ずしも誉め言葉ではないだけに、詩の世界で、読み易い、という事が、どういう価値を持っているのか、調べてみたい。 恐らく、寺山修司が読み易く感じられたのは、理性や知性を大事にする作家であり、読む側も、理性だとか、知性だとかを使って行けば、ある程度、作品で訴えたい事が理解できる事も影響しているように思われる。 これも、芸術に置いては、自然の再現こそが美しいのだ!という立場と、いや、理性こそが至上なのだ、という立場がある。

2022/09/15

YH

とても好みの雰囲気。詩は全く詳しくないのですが、最近の創作物も影響下にあるもの多いのだろうという気がします。

2022/09/26

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