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古本食堂

古本食堂

古本食堂

作家
原田ひ香
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-03-15
ISBN
9784758414166
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古本食堂 / 感想・レビュー

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starbro

原田 ひ香は、新作中心に読んでいる作家です。街が全部、『古本食堂』の神保町には、主に仕事で不定期に訪れています。神保町×古書×美味しいモノの連作短編集、『ランチ酒』シリーズと比べると少しキレがない感じがするのは、神保町の街の敷居の高さでしょうか? コロナ禍で、神保町の老舗飲食店の閉店が増殖しているのが心配です。 https://www.netgalley.jp/catalog/book/246507

2022/05/07

たっくん

東京、O女子大日本文学科鷹島美希喜は、本好きの女学生だが、卒業が近づき就職、進路を模索していた・・神保町で「鷹島古書店」を営んでいた大叔父滋郎が、急死。滋郎は、独身、東大文学部国文学研究室にいたことがあるという。帯広にいる妹珊瑚が上京して店を継ぐことになった。店に出入りしていた美希喜は珊瑚を手伝うことになるが・・隣「汐留書店」沼田店主、辻堂出版花村健文、O女子大後藤田先生、戸越銀座「キッチンさくら」の「女」らとの心温まる交流と神保町のカレー、鮨などの食。神保町に行ってみたくなる暖かい物語。おすすめの一冊。

2022/08/05

うっちー

約40年前になりますが、神保町には高校、予備校時代によく通いました。まだ、良き時代の名残りが残っているのでしょうか

2022/04/23

Karl Heintz Schneider

東京・神保町・すずらん通りの一本奥にある鷹島古書店。営むのは、亡くなった兄滋郎から引き継いだ珊瑚。そして滋郎の兄の孫である美希喜は生前彼にお世話になったことから、店を手伝うようになる。珊瑚は来店した客の悩みに寄り添い、ベストな選書をし珊瑚と一緒に食べようと美希喜が買って来たお土産を客に食べさせる。お土産はけぬき寿司・カレー・ピロシキ等々神保町の有名なものばかり。中には実在する店名までも書かれていたりする。本と食べ物両方で客をもてなす店という設定だが「食堂」と呼ぶには、やや無理があるかも(笑)

2022/05/14

松本ぼんぼん

ランチ酒のイメージが強く読み終わった時それとは違った爽快感がありました。主人公は二人で珊瑚さんと美希喜ちゃん。神保町の古本屋を舞台に読書の面白さを発信します。何か北村薫さんの中野のお父さんシリーズのようでした。グルメも当然出てきますが、しつこくなく胃にもたれない美味しさが感じられました。二人の恋愛も今後どうなるのか、続編を読んでみたいと思うのでした。

2022/06/08

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