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火の鶏 (ハルキノベルス か 1-2)

火の鶏 (ハルキノベルス か 1-2)

火の鶏 (ハルキノベルス か 1-2)

作家
霞流一
出版社
角川春樹事務所
発売日
2003-04-01
ISBN
9784758420044
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火の鶏 (ハルキノベルス か 1-2) / 感想・レビュー

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ばりぼー

探偵役の天倉真喜郎が、いきなり赤髪モヒカン白ジャージの鶏姿で登場し、火を吹きながら空を飛ぶ鶏の謎、無数の白い羽が舞う密室殺人、竹で串刺しにされた焼き鳥見立て殺人、鳥居に縛り付けられた松の木の上の死体の謎など、鶏尽くしの「獣道ミステリ」。87歳の老人の「股の間のバズーカ砲」がズガーンと炸裂だとか、下ネタや駄洒落、悪ふざけが溢れ返ってますが、確かな伏線回収とロジカルな謎解きが侮れないバカミスの力作。「鶏は夜の魔を祓い、夜明けを告げる神の鳥」という真面目な薀蓄も読み応えがあり、硬軟とりまぜ十分楽しめました。

2017/01/30

雪紫

探偵役は表紙のモヒカンです。火を吹きながら空を飛ぶ鶏に誘われて連続殺人に遭遇!相変わらずの変人軍団やお馬鹿展開と対称的に第3の事件を起点としたロジックがお見事。読んだ霞さんの作品の中では上位に入るくらいおすすめの手がかりとロジック。まあ、事件のトリックもすべて忘れられないくらいのとんでもバカトリックですが。

あああ

霞先生らしくて、とっても面白かったです♪『スパイダーZ』のあとに読んだからなおさら。トリックがすごいですね。あんな死に方……っていうか、死んだあとのこともそうですけど、絶対あんな風になりたくないですね……。結構バカミスだと思うんですが、あんまり有名じゃないらしく。もっと有名にいい作家さんだと思うんですけどね、この人。

2018/01/08

二分五厘

2003.4.12

二葉

思ったよりもロジカルな作品。ふざけているようで、きちんと伏線が張られて楽しめました。

2016/06/03

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