古町殺し: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-9 時代小説文庫)
古町殺し: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-9 時代小説文庫) / 感想・レビュー
rokoroko
再読。先日新宿御苑に行き、「内藤新宿」の標識。おおここらへんか!いつも著者の本読むと疲れてしまうので検証。政次が同行した平林寺は埼玉県新座。鎌倉河岸から一泊二日(無理では?)彦四郎は胡蝶丸探して品川まで来るけどそこを降りて「走り水」に走る亮吉。三浦半島の突端まで走るんか。下駄寛が走っていったのは甲州街道の布田。調布市。まさにお江戸を入りまわる宗五郎の手下・・やっぱり疲れる
2024/06/04
八子@ちょっと復活
今回は連作短編という感じではなかったけど、御能拝見が始まるまでに犯人を捕まえなければいけないという緊張に集中できて良かった。しかし亮吉のマイペースっぷりが!犯人の船に乗り込んでいるのに寝てるって……!!一方の政次は敏腕だった。強すぎるような気がしないでもないけども、頭が切れる。そんな政次の行く末がハッキリして、また下駄貫とも確執がありそうな予感。
2012/09/20
みちゃこ@灯れ松明の火
この巻はなかなか事件の核に辿り着く事が出来ず、宗五郎さん同様、焦らされました。政次が金座裏を継ぐ事になる事実 に人それぞれの想いが見えてきます。やっぱり金座裏ファミリーは良いなぁ、と思いました。亮吉ったら肝心なところでお酒を飲んで危ないトコでした!禁酒させなきゃ!と思いましたよ。
2010/07/04
rokoroko
野火止めの平林寺が出てきた!私が紅葉を楽しみにしている場所。埼玉の新座にあるのだけれど移転した経緯が書かれていて興味深い。此の話の時代とお寺が移転した時代を確かめてるマニアックな読書家がいると思うとたった数行も気が抜けないだろうな。と筆者の苦労を思う。しかし金座裏の一家良く歩くなぁ~読んでるだけで疲れちゃう
2017/04/20
藤枝梅安
江戸開府とともに江戸に移ってきた町人は「古町町人」と呼ばれ、江戸の町民を差配する役を負っていた。 奉行所の十手持ちとはいえ、金座裏で九代目を張る宗五郎も「古町町人」であり、将軍御目見格である。 その宗五郎が龍閑橋で刺客に襲われる。 幕府により招かれる「御能拝見」をまじかに控え、古町町人が殺害される事件が続発する。
2010/07/23
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