美食の道 (グルメ文庫 た 2-1)
美食の道 (グルメ文庫 た 2-1) / 感想・レビュー
mami
初めて立原作品に出会ったのはまだ10代の頃。冬の旅に衝撃を受け、貪るように多くの作品を読破しました。既に亡くなられていると知ったのは随分と経ってからでした。エッセイを読んでまた新たな衝撃。辛口ぶりがとても同一人物とは思えなかった。私自身が年を重ねて、今こうして読み直すと小説に見える繊細さとエッセイでのストレートな物言い。二つが重なり合ってこその「立原正秋」なのだと思えます。素晴らしい作家さんです。
2013/08/19
ナウラガー_2012
武士階級の生活を救済するために栽培を奨励した/ドイツでは豚足料理が出来ないと主婦とは言えない/メスエン条約:1703に英大使メスエンがポルトガルに対してスペイン継承戦争への介入を要求した時に結ばれた条約で、ポルトガルワインの低関税が決められ英資本家のポルトへの進出が容易になった条約/ポルトガルにも闘牛はあるがスペインのように牛を殺さない/京の食べ物の美味しさは元来、貧乏公家時代からの工夫によって生まれたもので、湯豆腐などは外で銭を払って食べるものではない
2021/09/27
びす子ちゃん
湘南に住んでいただけあって、鯵への愛にあふれている…!うれしい…!
2014/07/26
徳田隆志
食を中心に、旅、器についてまとめたエッセイ集。リズムがよく、上手い。特に食については「なるほど」と思わされることも多い。 ただし、著者の哲学というか、世の中に対する姿勢には、賛否両論あると思う。正直、こんな突っ張って生きたら疲れるだろうな。僕は料理の実用書として読んだ。 例えば……榎茸 1 味噌汁に良い 2 熱を通しすぎないことが肝心←歯ごたえを残すことが大事ということ 3 だし汁を弱火にかけ、榎茸を入れ、同時に味噌をとく 4 味噌をとき終わったら火をとめて完成 おいしそうでしょ。
2012/07/31
こやじ
ユーモアが随所にあり、家族とのエピソードも多く、著者に抱いていたイメージが変わりました。
2011/08/06
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