最後の間者 (ハルキ文庫 お 10-2 時代小説文庫)
最後の間者 (ハルキ文庫 お 10-2 時代小説文庫) / 感想・レビュー
美代子
間者の駆け引きが手に取るように伝わる岡田節満載のミステリー。間者も楽じゃないよなあ、とつらくなります。読み終わったあとに題名が効いてきますね。
2015/02/13
けー
小説は登場人物の心情や関係性、時間の流れの中での出来事の変化やその背景など物語であるが故に感じ取れるものがあると知った。普段読まない本を読むことが新しい世界を知ることになるのだと感じた。生死をかけた間者の行動の選択に心理的な駆け引きや考えの深さなど、惹きつけられる多くのものがあった。しかし、そんな人間も、恋に奔放され自分を見失う姿が人間らしく儚く感じた。
2016/03/20
lovedino
戦国の間者にスポット。間者ファンにはオススメ。純粋な戦国ファンには、んー‥って感じかも。
2012/11/01
s
安土城に潜り込んだのは上杉の間者かそれとも毛利か? 何重にも入れ子になった陰謀が少しずつ明らかになっていく過程がじつにスリリング 個人的にはこの本のあとに同じ著者の「太閤暗殺」を読むことをお勧めしたい さらに余韻が深まること請け合い
2009/06/20
ユージ
面白かった。 この作家の作品は、好きです。 戦国時代の影の部分が楽しめる。 もっと評価されてもいいはず。
2024/03/22
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