虚構の殺人者: 東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫 こ 3-19)
虚構の殺人者: 東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫 こ 3-19) / 感想・レビュー
おか
ベイエリア分署安積班シリーズ2。どうしても 佐々木蔵之介さんが頭の中で動く、でも 本作の安積と何か ちょーっと違うなぁって印象です。安積の心象描写で 物語が進んで行く。まだ 2作目なので班員の性格等の紹介が進んでいっている感じ。事件そのものは 又しても本庁のいやぁな奴等が登場するが 今野さんの「原理原則を守る」という理念は生きていて本庁の奴等の鼻を明かす場面はオホホホって感じ^_^今回 別れた奥さんと後日食事の約束をする場面で終わったが テレビでやった時 奥さんいたかしら、、、覚えてない(=^x^=)
2018/02/06
アッシュ姉
安積班三冊目。順番が前後したが、ベイエリア分署の第二作。今回も事件の真相解明がメインではなく、警察組織内の人間関係に軸が置かれており、安定の面白さでストレスなく読める。個性溢れるメンバの活躍が爽快な心安らぐ娯楽警察小説。これ貴重。続編見つけたら、迷わず買ってしまうシリーズだ。
2016/08/17
papako
安積シリーズ再読。これもしっかり覚えていた。バカにできんわ、私の記憶力。今回も須田の活躍が目立つ。村雨、安積の目を通して読むと、まるでひどいやつみたいだけど、違うのになぁ。(脳内ではT1000です)須田を見守る目は母親みたいだし、ほんと、安積さん、自意識過剰のおばちゃんです。本筋は、事実と事実を掛け合わせて、ひとつひとつ確認を積み重ねて真実を導く、丁寧な捜査が印象的。安積達はパラレルに起こる事件に対応する。ここもこのシリーズの特徴です。さてさて、本庁の相楽警部補との和解はなるのか?再婚は?
2016/08/25
Tsuyoshi
東京ベイエリア分署シリーズ第2作。テレビ局プロデューサーの落下死体の調査に乗り出す安積班。自殺と他殺の見極めや捜査方法をめぐってしばしば安積を対立視する相楽警部補。安積自身は頭を抱える展開ながらもこの対立の構図が物語を一層盛り上げていた。
2018/11/03
KAZOO
これが第2作目なのですね。ハルキ文庫の販売順だと三番目になっていたので後読みになってしまいました。まあまり順番は関係ないのですが、警視庁のライバルたちとのやり取りはまだかなりありますね。3作目は脚本家でこの2作目はマスコミ局内での争いが原因ということでマスコミ関連が多い気がします。事件にしやすいのでしょうね。1作目からかなり高速機動隊が出てきますが作者はスピード協なのでしょうかね。北方謙三さんがマセラッティなどを乗り回してすきなのはわかっていますが。
2015/03/12
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