ミサコ、三十八歳 (ハルキ文庫 む 2-2)
ミサコ、三十八歳 (ハルキ文庫 む 2-2) / 感想・レビュー
SJW
ミサコは小説誌の副編集長で、会社の近くにマンションも買い、愛猫のあーちゃんと暮らしている。しかし、常識のない作家やバイトに振り回されかなり疲れる生活で、あーちゃんだけが心の拠り所。編集の仕事と猫を飼うことを擬似体験できたのは楽しめたが、非常識な人々には笑えたが同時に疲れを覚えた。
2020/08/30
相田うえお
★★★☆☆19106 面白い!●飼い猫、食う、寝る、遊ぶ、しか興味なし。あはは。●「ほら、ゆっくり食べなさい。誰も取らないから」ノラ猫のDNAは飼い猫になっても変わらない。あはは。●それでは第1問。県庁所在地、宮城県は仙台市。愛知県は名古屋市。それでは青森県は!「えーと、えーと、秋田かな?」ヽ(__ __ヽ)ドテっ!●この会話どうよ?「あ、お父さん?変わりない?」「ああ、変わりないぞ。近所の婆ちゃんが亡くなったくらいかな?」「ならいいけど」(よくないだろ!)●オバちゃん料理、肉も野菜も何もかも茶色!うん。
2019/11/25
siro
最近あまり読んでなかった群さんでしたが、何だか気になり数冊買ったうちの1冊。使えないヨシダ…こういう人周りにいる~(思い出してイライラ)白髪おかっぱ父がなかなか面白いキャラ(介添人の名刺を要求に脱力しました笑)主人公のミサコと同年代だからかな?ハシッと膝を打つような共感があり心地よく読めました。
2015/08/13
白のヒメ
38歳、主人公ミサコは出版社の副編集長、猫と一緒に暮らす独身。グラビアモデルをしている妹、田舎で独居の父親、平凡だけれど幸せな、仕事と家族の日常の物語。ここんところ仕事で疲れていたので、癒されたいと群さんの小説を手に取った。期待通りにほのぼのでした。酒飲みの私だけれど、うん、たまにこういうホットミルクのような小説も良い。
2015/12/15
カーミン
小説誌の副編集長をしている、キャリアウーマンのミサコ。独身を貫く決意も固めているし、都心のマンションも購入済み。でも、最近少々疲れ気味。徹夜仕事に仕事のできないバイトの世話、あげくの果ては父親の恋や妹の結婚問題にも振り回され……。デブ猫あーちゃんと強く生きている様は、読んでいて楽しい!頑張れ、ミサコ!!
2019/04/06
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