悲桜餅: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-3 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
悲桜餅: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-3 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控) / 感想・レビュー
小梅
あっという間にバタバタ人が死ぬ。経過が説明書きや、会話の台詞で済んでしまってるのが、何とも物足りない。季蔵が裏稼業をやると決心したので、この先は面白くなって来るのだろうか…
2015/09/14
ともくん
義理と人情に厚い、料理人の季蔵が活躍する捕物帖第二弾。 義理人情には厚いが、物語は薄っぺらい気がする。 次巻移行、読むかどうかは分からない。
2022/06/24
ユメ
何度も命を狙われる瑠璃が哀れでならなかった。季蔵はそのたび下手人を始末するが、下手人の側にもやむにやまれぬ事情があるのがいっそうやるせない。市井の人々を脅して犯罪に加担させ、己は一切手を汚さずのうのうと腹を肥やし、お上とずぶずぶで白州に座る心配もない悪党たちの存在に、ひたすら怒りがこみ上げる。烏谷の「救うことができずに、悪党たちにしゃぶられて命を無くす人たちの方が、圧倒的に多い」という言葉が胸にずんと沈みこむ。痛ましい話が続く中、季蔵の料理の描写に差しかかると日だまりへ足を踏み入れたような心持ちになれた。
2019/03/04
坂城 弥生
捕物とタイトルにあるけど、こういう展開になるんだ~ただの料理人じゃなく裏で悪を倒す。必殺仕事人みたいな感じかな?勧善懲悪って感じでいい。
2019/06/17
はにこ
塩梅屋の2代目になった季蔵は、裏の稼業も継ぐか迷う。瑠璃が度々狙われ、裏稼業を継ぐことを決めたよう。人の弱味につけこんで悪を働く黒幕が取り敢えず成敗されて良かった。話は読みやすいんだけど、雰囲気が暗いのよねぇ。塩梅屋の常連トリオが唯一の癒しかな。
2021/09/04
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