名もなき旅 (ハルキ文庫 あ 10-9)
名もなき旅 (ハルキ文庫 あ 10-9) / 感想・レビュー
tnyak
北海道を舞台とした冒険譚、一風変わった恋愛小説、異能の対決など、いろんな要素が詰まった作品です。回想と現在の描写が交互に繰り返されながら物語は進行していきます。様々な人の思惑が交錯しながらのストーリー展開に魅了されながら、一気読みしました。探偵シリーズとは異なる趣の作品、私は好きです。
2018/04/08
凛梨
良かった。ユビの考えることはたまに分からないこともあるんだけど。繊細すぎるのかなあ? ユビの過去が明らかになった時は辛過ぎた…。 このお話しは淡々と静かに進んでいくけれど、いろんなところで心に引っかかってくる。そして考えさせられることもある。 時間がたってからまたじっくり読み返したくなるんだと思う。 あと菰原のクズっぷりには辟易した。
2014/03/07
たけ@諏訪
東直己の小説から離れられない。ピタッとくる。うまさにやられっぱなしだ。やりきれないけど、読んでしまう。まずい、寝る時間がない、明日は会議だ、けどやめられない。同世代としては、東直己の書く若者の姿がスッと入ってくる。この作品もおいしい。
2013/10/02
910
東直己お得意の少年もの。いつものようにかなり年上のご婦人達といたす、少年の醒めた一人称小説。会話と回想、自分語りの描写力が絶妙です。一気に読了しました。読後感もわるきないし、ジワジワくる感じでしばらく立ったら再読してみようと思う。
2014/04/22
naon
死んだら、楽しいも哀しいも詰らないも退屈も、全部なくなるわけでしょ?
2012/01/21
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