KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

雨あがる (ハルキ文庫 や 7-4 時代小説文庫)

雨あがる (ハルキ文庫 や 7-4 時代小説文庫)

雨あがる (ハルキ文庫 や 7-4 時代小説文庫)

作家
山本周五郎
出版社
角川春樹事務所
発売日
2008-08-01
ISBN
9784758433655
amazonで購入する Kindle版を購入する

雨あがる (ハルキ文庫 や 7-4 時代小説文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ルピナスさん

【耳読書】表題作『雨あがる』の朗読を聴いたが、あぁ、この作品、映画で観たことあると思い出した。当時はまだ新婚だったので、夫が本作に感銘を受けているのを尻目に、自分には無理だとプレッシャーを感じてしまった事が懐かしい。ですがあれからずっと、私の心の中にはいつもおたえさんが居てくれた気がする。世間体を気にしすぎない、自分達が良いと思う価値観を大切にしよう、夫婦は互いが一番の味方であろう、見えやすいモノよりも心を大切にしよう。今大切にしたいのは伊兵衛の心持ち。人と優しい気持ちで繋がる一歩を踏み出したい。

2021/08/23

AICHAN

図書館本。「深川安楽亭」「よじょう」「義理なさけ」「雨あがる」「雪の上の霜」の短編5編。周五郎節全開!

2019/09/15

ヒデミン@もも

文学の講義で。決して自ら選ぶことはなかっただろう作品。しかし、竹添先生の講義を聴いていると、その世界に入り込める。 レポートの課題は、『安楽亭』にしようかと思ったが、『よじょう』で。

2018/02/03

TATA

何年か前、日本に帰った時に買った一冊。ようやく積読から解放。山本周五郎の味わい深い短編集。決して報われる話だけを書いているわけではないのだが、情けの深さがどの作品にも滲み出る。そんな作者の筆をじんわりと味わっていると、突然に飛び込んでくるユーモアもあり、懐の深さに驚かされる。やはりまあ、表題作が一番好み。心地よい余韻が残ります。

2022/01/31

金吾

○表題作は貧困の中にも誇り高く生きる妻と実力ありながら恵まれない中においても、更に恵まれていない人への慈愛がある夫の話であり、心暖まる気になり好きな話です。久々に映画も見てみようと思いました。

2022/12/25

感想・レビューをもっと見る