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花水木: 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-26)

花水木: 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-26)

花水木: 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-26)

作家
今野敏
出版社
角川春樹事務所
発売日
2009-04-01
ISBN
9784758434027
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花水木: 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-26) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

癒しを求めて、安積班12冊目。変わらない設定と飽きの来ない面白さが魅力。立場や環境など変化していくのも楽しいけど、変わらないのも安心して楽しめるので好き。竜崎さんには出世してもらいたいけど、安積さんにはそのままでいて欲しい(個人的願望)。共にゴルゴのように長く続いて欲しいシリーズだ。

2018/05/08

KAZOO

これはまた短篇集で、5つのショートストーリーが収められています。それぞれ部下が役割を果たしているのですが、安積さんは本当に村雨さんと合わないのですかね。部下なのでおもてにはださないのでしょうが、いつもかわいそうな気がします。いつも数少ない人間が顔を突き合わせているのでしょうから、最後はやはりいないと心細くなるのでしょう。

2015/04/13

はつばあば

短編集。今野さんの小説からいくと安積さんてこれだけアカンタレでええんやろか。部下の村雨さんが苦手といっても上司部下の関係。村雨さんの方がもっと気遣いしてるかも・・と思い遣ってもいい。それ以外の他の同僚に対しても「愚痴の安積か!」っていうほどグチグチ。男にも色々あるが‥安積とはこれだけの男でしかないと言いたいのか・・。いやぁそれは庶民的でよろし(^^♪。警察官と云えど人の子だ。速水さんの良さは残照でたっぷり味わった。この本の最後にもいいとこをもっていかれた。事件がさほどでないか登場人物で遊んでくれた今野さん

2017/03/27

papako

安積シリーズ再読。ちょっと毛色の変わった短編集でした。大いなるマンネリ、上等!といったところに、少し変化球です。こういうのもシリーズ長いとありなのかも。しかし、私はマンネリでも『花水木』と『入梅』が良かったかな。初読の時は、この巻を読んで、もういいやって思ってしまった。若かった(ちょっとだけ)私には、このマンネリと安積のおばちゃんぽさが受け入れられなかったみたい。若かったな、自分。歳とったな、自分。

2016/08/29

ノンケ女医長

安積剛志と速水直樹が議論している。とても好印象だった。安積は、相楽啓警部補との関係で憂鬱になることが多いようだ。「扱いに困る」「別に恨みを買った覚えはない」と、戸惑いが大きい。速水は、そんな相楽警部補と親密に話すことができる。どうして安積が相手を苦手に感じるのか分析する。安積に助言するだけではない。関係性を改善し、そして教育までにも言及できる速水の頼もしさと聡明さが、際立っていた。お互いにないものを認め、補い合える警察学校・同期の絆。その美麗さを、改めて感じることができた。警察小説がさらに好きになった。

2023/02/06

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