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桜の下で、もういちど (ハルキ文庫 い 11-2)

桜の下で、もういちど (ハルキ文庫 い 11-2)

桜の下で、もういちど (ハルキ文庫 い 11-2)

作家
飯田雪子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2010-05-01
ISBN
9784758434720
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桜の下で、もういちど (ハルキ文庫 い 11-2) / 感想・レビュー

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しんごろ

桜の季節に桜のタイトルをついたのをと思い選んだのが、この作品。大学と予備校が背景ということで、おっさんには厳しいかなと思いましたが、なんのなんの甘酸っぱさもなく、しっかり純愛なる物語でして、不覚にも涙が流れました。恋愛において、真っ直ぐ進む者、臆病になる者、しっかり表現されて、感情移入して読めました。読んだ後はいつまでも仲良く幸せにと思えます。心が洗われる良作でした。

2019/05/04

10$の恋

浪人の咲奈は予備校へ、現役合格の陽太は東京の大学へ。「頑張れよ」と御守りをくれた彼氏の陽太。ところが、その御守りを落としてしまい必死で探し出してくれた亨。気付かないうちに新しい感情が芽吹き始める。大学合否の厳しい結果の中で、男女の戸惑いが微妙に揺らめく。恋愛の機微、揺れ、変化、その感情が織り成す表現が心をくすぐり、じっくり読ませてもらった。恋愛って思い遣りと甘えのバランスで育つもの、それがチグハグになれば…。浪人時代の萎縮した恋愛、私にもチクリとする思い出がある。新しい恋愛の春。桜ほどふさわしい色はない。

2021/03/27

ピロ麻呂

予備校生のピュアなラブストーリー☆甘さひかえめ爽やか炭酸水のよう。僕は甘くなくても酔える赤ワインの方が好きかも。ミステリーやホラーの後の口直しにどうぞ(^^)

2019/06/12

小夜風

【所蔵】「ラストノート」の続編かと思ったら違うお話でした。でもどちらも表紙が素敵です。誰かを好きになること、そしてその「好き」という気持ちに気づけること、こんなにもキラキラと輝いていたかなと。これは十代のうちに読んでみたかったな。いつかこんな恋が出来たら良いなって思えていたあの頃に。

2016/06/06

coco夏ko10角

今年の桜が咲いたということで。著者作品の中でもこれ結構好きかも。それぞれの立場からくる想いが必要なだけうまく描かれている。最後も温かい。

2016/03/22

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