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紫房の十手: 鎌倉河岸捕物控17の巻 (ハルキ文庫 さ 8-33 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 17の巻)

紫房の十手: 鎌倉河岸捕物控17の巻 (ハルキ文庫 さ 8-33 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 17の巻)

紫房の十手: 鎌倉河岸捕物控17の巻 (ハルキ文庫 さ 8-33 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 17の巻)

作家
佐伯泰英
出版社
角川春樹事務所
発売日
2010-07-01
ISBN
9784758434874
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紫房の十手: 鎌倉河岸捕物控17の巻 (ハルキ文庫 さ 8-33 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 17の巻) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

常盤町の宣太郎、これは必ず陰険な復讐に走るだろうな。やはり独楽鼠・亮吉はこの物語にとって大事なキャラクター。これまで亮吉・彦四郎が痛い失敗しているので、次は政次の番と勝手な想像。佐伯さんの時代小説の中では『磐音』『小藤次』に比べ地味だけど、この安定感は一番好きかも。派手さは無い分、捕物帖として面白いので、昔の『銭形平次』のような民放1時間枠での時代劇にしたら、安定した視聴率取れると思う(NHK帰宅が遅いので見られなかった・泣)

2010/08/03

Kau

箱根に湯治に出た宗五郎親分たちの留守を預かる政次。折しも、大阪から手配書が回ってきて。。。旅の空で、しほの描いた人相書きが役に立ち、政次若親分の大捕物が成功します。今回も楽しませてもらいました。😊

2021/09/21

ちろ

できすぎな展開だけど、やっぱり勧善懲悪の捕物帖はこうでないと、という安心感をもって読める。若親分政次を中心にしっかりと息の合った金座裏の面々が頼もしいような、親分不在の状態が寂しいような…。彦四郎は今回は残念だったけど(笑)それでもしっかりと元気を取り戻してるようで何より。親分の活躍も見たいな~。

2010/09/01

藤枝梅安

17作目。他のシリーズに比べ時の進み方や展開が穏やかで「密命」の後に読むとホッとする。豊島屋と松坂屋の隠居夫婦と宗五郎夫妻が箱根に向かうところで、同行しているしほが、一人の人物をふと画帳に書き留める。それが後に大いに役立つこととなる。金座裏は宗五郎が不在だが、政次は留守をきちんと守ろうと手下や町方と協力する。箱根と江戸で展開される捕り物の紛れ、常盤町の宣太郎の悪事が露見し鑑札・十手が取り上げられた。が、これでおとなしく引き下がる宣太郎ではあるまい。湯治の一行は箱根から熱海に向かう。新しい展開が待つ。

2010/08/17

けろけろ

この人、いったいどれくらいのスピードで書いてるんだろう?超人的な早さで出版されてくのにまずびっくり。政次のあまりの完璧さにたまにイラつくけど、でも安定感は抜群。読んで感動するとか、考えさせられるって本ではさらさらないけど、2時間きっちり楽しめる「勧善懲悪時代小説」なのだ。難しいこと一切考えなくていい、絶対に悪者が思いっきりやられる話ってのは、時代小説じゃなきゃありえないと思うの。安心して読めるって大事。

2010/08/30

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