百物語 第9夜: 実録怪談集 (ハルキ・ホラー文庫 ひ 2-9)
百物語 第9夜: 実録怪談集 (ハルキ・ホラー文庫 ひ 2-9) / 感想・レビュー
夢追人009
実録怪談集「百物語」の第九夜。このシリーズはシンプルだけど思わずぞっと震えてしまうわかり易い怖さがいいですよね。『幽霊屋敷』心霊スポット巡りが趣味の女子が数人で噂の幽霊屋敷に肝試しに出かける。普通の住宅街の中にある古い家に入り込み、ビデオカメラを回しながら酒とつまみで宴会をしていると、夜も更けた頃に二階から激しい足音が響いた。怖くなった彼女らは「お邪魔しました!」と二階に向けて叫びながら慌てて引き上げる。翌日、ビデオカメラを再生すると「お邪魔しました!」の声の後に「またおいで」と低くこもった男の声がした。
2020/07/24
buchi
多分2巻まで読んでていぎなし飛ばして9巻… 生まれる前は楽しかったけど「子供との会話」、お父さんの育児怖い「遊びにいこう」、声をかけられる「殺人のあった家」。 1巻が全体的にオーソドックスだったけど9巻もそんな感じ。
2022/08/23
chatnoir
オチのある話が多くなった。店持ちのダンナが店持ちの女と浮気して、奥さんと娘を追い出したのち、奥さんと娘が無理心中して、娘がお父さんの店に、奥さんが浮気先の店に出たって...出来すぎな気がする。お客さんがだけが見る幽霊を結婚して里帰りした娘が見たって話はへぇ、と思った。他家に嫁いだらやっぱり他人なのかな。読んでて怖い話と怖くないのに鳥肌が立つ話があって面白かった。
2015/09/14
パブロ
恐くない! でも、何だかいつも買ってしまうのは、そこに書かれているひとつひとつの話の素朴さから。恐がらせようと思っていない著者の拾ってきた日常とは違う不思議な話。それが淡々と載っている。ただそれだけ、そのままの魅力。
2010/07/23
ekura
釣りの怪談が少なくなったのが残念。
2010/09/30
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