義経になった男(二)壇ノ浦 (ハルキ文庫 ひ 7-4 時代小説文庫)
義経になった男(二)壇ノ浦 (ハルキ文庫 ひ 7-4 時代小説文庫) / 感想・レビュー
さつき
物語は源平合戦の佳境に入ってきます。有名なエピソードが意外な解釈で描かれて驚きます。沙棗の成長ぶりには目を瞠らされるし、静の悲しみには胸を掻きむしられました。西行の活躍も楽しく、銀の猫がこれからどんな役割を持つのか気になります。
2021/01/17
myunclek
頼朝との兄弟愛が叶う事なく、心を喪ってしまう義経。義経の影が義経にならざるを得ない状況の中、頼朝の義経追討の沙汰は厳しさをます。平泉まであと一歩。避けられない奥州vs鎌倉の戦。三へ。
2015/08/11
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
義経の人間的弱さと、女の強さが際立ったような気がしたけど、まだここで物語の半分とはこの先まだ話が長く続いたっけとか…義経がここまで英雄でない話は珍しいかもなぁ。
2011/07/10
紡ぎたい人
比較的あっさりと平家を滅ぼしたと思ったら頼朝に疎んじられ、逃げまどう義経。そして平泉へ、というのが第二巻。さて、その後をどう見せてくれるか。次巻を楽しみにしよう。
2011/08/27
Stella
半分のところなのに、もう壇ノ浦・腰越状通過して奥州行きになってる。 西行のシーンはいいなあ。頼朝・景時の扱われ方がひどい。
2012/04/01
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