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巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

作家
佐々木譲
出版社
角川春樹事務所
発売日
2011-05-15
ISBN
9784758435543
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巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

道警シリーズ第4弾で、本作はYOSAKOIソーランが舞台です。主役はほとんど「小島」さんになっています。「佐伯」さんももちろん重要なトコで、しっかりと存在感を出してくれていますが、本作ではやっぱり「小島」さんの活躍、存在がピカイチです。ストーカー被害から守った「香里」を再び狙う影が忍よります。そんな「香里」を護衛すべく、任務につく「小島」さんがひょんなコトからYOSAKOIを踊るハメに。最初から最後まで彼女の活躍オンリーといっても過言ではない作品でした。映画の影響か松雪泰子さんしかイメージできないですね。

2018/05/31

ノンケ女医長

小島百合巡査。体力は充分で、旗を持ったダンスの振付をすぐに覚える。チームとの協調も素晴らしい。膨れ上がる捜査情報に当惑することなく、終始冷静に事件と向き合う。こんな胆力と信念のある女性警察官は、どれくらいいるのだろう。あんな狭い空間で、包丁を向けてきた犯人と対峙したとき、彼女は理性を失わなかった。それどころか、犯人の痩せ方に気を向けながら、安全に対処した。そして、小島巡査は6年前の職務について自罰した。彼女の手柄を、佐伯宏一は細大漏らさず評価してあげて欲しい。発砲できる女性巡査の素養を、読ませてもらった。

2023/08/21

tengen

道警シリーズ第4弾。 自動車密輸・麻薬密輸に絡む例のやらせ事件を掘り起こそうとする佐伯。 そして、小島に逮捕された殺人犯・鎌田の逃走。 また、同じ根の事件を掘り起こすパターンかと少々ウンザリ気味に読み出すが話の流れはテンポ良い。 いつもの様に、佐伯・津久井・新宮・小島といったメンバーがそれぞれに事件を追う。 札幌夏の風物詩、よさこいソーラン祭り期の8日間、警官たち必死の捜査が繰り広げられる。 解決後のご褒美は、乾杯!

2013/07/18

かずよ

ストーカー、ひったくり、殺人、前作からの続きの事案、盛りだくさんで最後に一気に方が付いたって感じ!いつも蚊帳の外扱いの新宮、今回は活躍できてよかったね!

2014/02/15

Richard Thornburg

感想:★★★  シリーズ第4弾!  本作は前作で逮捕の際に発砲されて入院中であった犯人が病院から脱走。  再び被害者の狙われる可能性のあることから、小島百合巡査は警護にあたるというところがメイン。  いつもの面々であるメンバーがちょいと霞み気味。  途中で何となく追いかけている犯人そのものが違うんじゃないか的な部分は見えてくるんですけど、ラストではちょいと意外な展開でした。

2023/08/08

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