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菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

作家
上田早夕里
出版社
角川春樹事務所
発売日
2011-12-15
ISBN
9784758435987
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菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

『ラ・パティスリー』の時は、読んだだけでお腹いっぱい。『ショコラティエの勲章』の時は読んでて胸やけ。そして、今作は別腹という感じで、めちゃくちゃ美味しそうで食べたくなりましたね。菓子フェスを舞台にした話。武藤さん、回りくどいわ。公私混同みたいな事するなら、好きならストレートに行って、あたって砕けてこいと思いますね。恭也と夏織の今後をさらに見届けたいし、恭也の店のケーキも食べてみたいです。スイーツ最高!

2020/01/20

みっちゃん

男武藤、恋に破れる。ってか、これ完全にあなたの一人相撲ですよ。夏織はあなたの気持ちにすら、気がついてないと思いますから。だってただの仕事の相手だもの。こういう人、今も一定数いるのかねぇ、仕事上の関係と恋愛感情がごちゃ混ぜになっちゃう人。お菓子の描写を楽しみたかったのに、こちらがどうもむず痒い感じになってしまって…ひたすら研鑽を積む彼女に申し訳なかったなあ…

2021/09/30

エンブレムT

中村佑介さんの装画に心惹かれ読みましたが、や、まさか、右下に心霊写真のようにボーッと描かれている男性が主人公だとは!!(笑)・・・マカロンを「砂糖菓子爆弾」と評する、甘味大嫌い男・武藤。デパートの企画部にいる彼に任された仕事、それは期間限定の菓子フェスだった!!うっとりするほど美味しそうなケーキたちが、彼の目を通したとたん不味そうな物体に成り下がる描写が新鮮で笑いました。「ラ・パティスリー」という物語のスピンオフだそうで、ヒロインの女性パティシエ目線で読むと、たぶん進行形のラブ・ストーリーになっています。

2012/08/07

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

う~ん、なんというか・・・色んな意味で、ブラン・マンジェみたいな作品だった。今回は、お菓子がメインというよりも、若干恋愛模様みたいなのに焦点が当てられているようで、モヤモヤした。お話自体もいつも以上に読みやすくて、あまりにもあっさりしてたので、ちょっと物足りない気もした。出てくるお菓子はおいしそうだし、西宮ガーデンズとかも出てくるからうれしいけど、なんか武藤の存在がアレで、残念な感じだった。まぁでも、夏織と恭也が再会できて良かった♪続編とかあれば、読みたいかな?西宮ガーデンズに久々に遊びに行きたい☆

2013/05/24

あつひめ

ページを繰るごとに甘い香りだけじゃない奥の深さまで香ってきそうな気がする1冊だった。私の日常では味わったことが無いようなこだわりのあるスィーツがこの物語の中では普通になっている。催事用のお菓子。催事だからと言っても手を抜くことができないと言うことがよくわかった。そして、こんなに一生懸命試行錯誤して作られたお菓子を食べてみたくなった。私の近所で売られている大量生産のケーキってスィーツに入るのかなぁ?なんて自分の生活水準までも考えてしまう。甘いだけじゃない、やはりほろ苦い思いがこの物語には付き物のようだ。

2013/02/28

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