人情屋横丁 (ハルキ文庫 や 6-3)
人情屋横丁 (ハルキ文庫 や 6-3) / 感想・レビュー
mr.lupin
山本一力さん初読み。直木賞作家と言うのも知らず、また何の予備知識もなく表紙絵と表題から手にとってみた一冊。団塊の世代の山本さんの食にまつわるエッセイだった。団塊の世代の時代背景も良く分かり、イロイロと興味深く古き良き時代だったんだな~っと思いながら読了した。①「お袋の味、親父の味」②「江戸歳時記」③「思い出の旅」どれもこれも面白かった。一度山本さんの時代小説も読んでみようと思う。☆☆☆★★
2021/01/16
siro
どの話も暖かくてちょっぴり切なくなるようなお話でした。食べ物を通しての思い出は誰にでもあるかと思います。私自身の思い出、デパートの最上階にある大食堂のお子様ランチ、母親の作ってくれたライスコロッケ、父親が作ってくれたすいとん汁等々…懐かしくてキュンとなる記憶が甦りました。
2015/05/15
Hirouch
古き良き昭和感のあふれる自伝エッセイです。涙ほろろなエピソードが多くてよかったです。小説はまだ読んだことがないですが、早速あかね空を購入しました。
2020/02/21
merara
小説の背景がかいまみれたりするのがおもしろい。色々な媒体に書いたエッセイを集めたものなので、形式がバラバラだったり話にダブっている部分はあるけれど。
2012/04/02
Hiroki
朝霞図書館 山本さんの本は初めて。同じ少年期を過ごしたオッサンがいた。土佐と越後、空間は全く違うが同じ時間軸にいた。同じ時間軸は、似たような価値観・美意識をもたらすようだ。
2022/05/05
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