探偵・竹花 失踪調査 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)
探偵・竹花 失踪調査 (角川春樹事務所 ハルキ文庫) / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
いいなぁ〜、こういうまっさらな純然たる正統派ハードボイルド作品は。とにかく回りくどいことが一切なく、事件や人物も非常にシンプルで、ひたすらそのゾクゾクする世界観に浸るコトができました。多くのハードボイルド作品に共通するように、本作の主人公「竹花」もしがない探偵ながら、人脈とぶれないストレートな性格を生かし、まっすぐに事件に挑みます。特に無敵に強いワケではないのが、これまた馴染みやすく、適度に人間味にあふれているので、ちょっとした親近感がわいてきます。続編が次々と刊行されているのも十分納得できる作品でした。
2016/03/14
かおる
古い作品なのでさすがに時代を感じる部分もありましたが、どの話も良かったです。
2019/02/12
のなのな
面白かったです!正にハードボイルド!竹花のブレないところは真似できないし、かっこよすぎます。次回作も楽しみです。
2017/02/22
sarie
私立探偵の王道短編3話(解説より)3話目のレニーブルースのようにが一番面白かったです。 王道とはどういうものなのか、宮部みゆきさんの解説を先に読んでからの方が私は楽しめました。
2016/02/24
詩界 -うたか-
#読了 中編小説3編からなる探偵・竹花の物語です。時代を感じさせつつ今見ても面白い作品になっています。
2019/10/03
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