風の王国(一)落日の渤海
風の王国(一)落日の渤海 / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「風の王国」第一巻。「落日の渤海」時代は延喜十八年(918年)、舞台は東日流(つがる)の国と大陸の渤海国。漢字の読み方に初めは戸惑いましたが、半ば以降は物語に引き込まれて読了。貴種流離譚なんですね。渤海国について殆ど知識がないので、新鮮な気持ちで読んでいます。
2021/12/11
みっちゃんondrums
はるか昔、東アジア史を専攻していた者として、東北の日本海側出身者として、捨てておけないテーマ。渤海、契丹、なつかしい。もっと勉強しておけばよかった。血湧き肉躍る冒険伝奇ロマンの今後に期待する。すでに6巻まで出ているのね。
2013/02/25
真朝
この物語の本当に始まりという感じがしました。最初から最後まで慣れない難しい漢字に難儀しましたが、半分を超える所からは、面白くなりました。粗野ですが強い明秀がこれからどんな風になっていくのと、国がどう動いていくのか楽しみです。
2017/11/27
緋莢
延喜十八年(918年)。東日流国(つがるのくに)の船頭・宇鉄亞都偉に育てられた明秀は、自分の生まれた国・渤海へ行く事を願っていた。安東兼任が遣渤海大使をつとめる一団に、副使で幼馴染みの勇魚の協力もあり、加わる事になった明秀は、渤海の港町・麗津へと辿り着くが、そこで思わぬ騒動が待ち受けていて・・・
2013/12/26
紅羽
潮の香りを感じる壮大な歴史ファンタジーのような作品。東日流国と渤海国を舞台に自分の出出を解き明かす旅に出る明秀。歴史的にも探求心を擽る世界観で、これからどうなるのか見守りたいシリーズです。
2015/05/28
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