風の王国 4 東日流府の台頭 (ハルキ文庫 ひ 7-10 時代小説文庫)
風の王国 4 東日流府の台頭 (ハルキ文庫 ひ 7-10 時代小説文庫) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「風の王国」第四巻。「東日流府の台頭」900年代の前半、日本列島は大和朝廷により統一されていたわけでなく、東北地方は東日流(つがる)国が存在。東日流王安東高星が平安京の内裏に忍び込み、醍醐帝と会って語る場面が素晴らしい!そして倭の五王の解釈、小説ながら説得力があり納得。国と国との戦い、興亡を描いた話だから、恋愛要素希薄なのはわかるけど、少しはあってもいいんじゃないかな?芳蘭は重要女性キャラだけど、まさかの敵方(契丹)の皇太子耶律突欲と?気になる場面で終わって、続き気になって堪らない。
2021/12/13
みっちゃんondrums
倭の五王についての見解がおもしろい。作者の創作だろうか? 支持したい仮説だ。そして、それぞれの人物のこれからと恋の行方が気になる。特に耶律突欲が魅力的に思えてきて、この巻の終わりにしびれた。それにしても物語はどのように終結するんだろう?
2013/03/02
のりべぇ
珍しく時が流れていた。5年か。 これくらい時間が経ってから主人公が変われば納得できたのだが(前巻)。 倭の五王、讃、珍、済、興、武は宋が東日流と大和をごっちゃにした結果、東日流人を倭国の使者となってしまった。 その際与えられたのが「安東将軍倭国王」-から東日流王は安東を名乗る。 で、大和はその名を欲しがったー いかにもありそうな話だと思ったり。 霊になった橘はどこへ行く…
2017/05/16
kan
渤海はなかなか滅びない。壮大ロマンは時間がかかる。
2015/05/05
そらパパ
気になる終わり方をする~
2013/09/11
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