密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)
密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6) / 感想・レビュー
SJW
道警シリーズ第5弾。函館、釧路、小樽で起こった関連の無さそうに見える事件が徐々に繋がっていく展開にワクワクする。全てがそのままうまく行くと言うわけでもなく、徐々に結果が出てくる様はリアルであり共感しやすい。また信頼できるチームが協力し合い事件を解決に導き、その展開がドラマ性もあり爽やかで気持ちが良く、自分の保身よりも誇りを選ぶ佐伯、津久井達はやはりカッコいい。事件解決後のブラックバードでの歓談はなくてはならないお約束のエンディング。
2017/10/21
tengen
佐々木さんの道警シリーズ第5弾。 警察協力者連続殺人事件。 同時刻に3人の死体が上がった。佐伯・新宮、津久井等がそれぞれ事件にあたる。 一方、小島は園児誘拐の知らせを受けて調査するが、どうも一家で雲隠れした様子。 そしてその一家が佐伯の協力者だった事実から、一連の殺人は警察協力者を狙ったもので追っ手から逃走していると推測された。 いったい誰が協力者の機密情報を漏らしたのか。 ☆彡インパクトは無かったが、どっしりした作品。佐伯と小島も少し近づいた。
2014/03/16
かずよ
道警シリーズ第5弾!ランチでメンバーが揃った時点で、展開はだいたい読めたけど、佐伯、津久井、小島、新宮のお互いの信頼関係が読んでいて気持ちいい!またまた、警察関係に悪人がいるけど、北海道警察からの苦情大丈夫なのかな~?といらない心配してしまう(笑)
2014/02/27
Richard Thornburg
感想:★★★ シリーズ第5弾です。 年度末からの激務で1ページ読んでは閉じ・・・のような読書生活をしていましたが、ようやく落ち着きが見えてきたのかも? ストーリーは例によって散発的に「点」でしかない事件が次第に「線」になって繋がっていく展開です。 今回の事件の被害者は"エス"という非常にグレーな存在で、ストーリーの盛り上がり方も神経質・・・というか微妙な印象。 ただ、ストーリー的にはコンパクトにかっちりと纏まっている気はします。
2024/05/05
大地
道警シリーズ五作目。今作もそれぞれが捜査している事件が繋がっていき、連携して解決。佐伯の警察官としての矜恃・・カッコいいね。佐伯と小島の関係は少し進展?安定の面白さです。
2014/03/15
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