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ズルい言葉 (ハルキ文庫 さ 18-1)

ズルい言葉 (ハルキ文庫 さ 18-1)

ズルい言葉 (ハルキ文庫 さ 18-1)

作家
酒井順子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2013-05-15
ISBN
9784758437356
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ズルい言葉 (ハルキ文庫 さ 18-1) / 感想・レビュー

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優希

無意識のうちに使っている言葉が色々あるかもと思いました。同時に「え?」と思う言葉もありました。言葉も生き物であり、意識無意識関係なく発せられているのですね。

2020/08/07

けぴ

『会費はいくら?』『直箸、失礼します』『取り分けますか?』以上3編は会食したときの微妙なお互いの気配り、戸惑いを上手く表現していました。

2017/07/26

きんぎょっち

あとがきにあるように、言葉は本当に生き物なんだなぁ…。2013年発行の文庫ですが、取り上げている言葉の中には、今も多用されているものあり、流行りが終わって廃れたものあり。自分も昔言ってた!という言葉もありで、赤面です。耳障りだなと思う言葉は「見えなーい」「オーラ」「なかなか」「一定の」でしょうか。尤もらしく聞こえるけど意味がない言葉とか、無駄な言葉は苦手です。最近だと、「ほぼほぼ」が嫌です…。「ほぼ」でいいじゃねぇか。繰り返す必要ないだろ、とべらんめぇ口調になるくらい嫌です。使っている人、すみません。

2017/11/11

フクミミ

自分でも無意識のうちに使っているであろう便利な言葉の考察。ああ、なるほどねと頷くこと多数でした。

2020/01/04

pom

「蟹食べると無口」「コラーゲン食べた翌日は肌がつやつや」などお約束で紋切り型会話が嫌いなよう。ありきたりで素直な言葉しか話さない友達の鈍感さにイライラしながら、そういった人が平凡で幸せそうな人生を歩んでいるように見えることに「言霊」という表現をしている。いろんな細かいことに気が付きすぎ、それをうまく言葉にできる著者。気が付きすぎるというのも難儀なものなんだろうな。

2016/07/21

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