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風の王国 10 草原の風の如く (ハルキ文庫 ひ 7-16)

風の王国 10 草原の風の如く (ハルキ文庫 ひ 7-16)

風の王国 10 草原の風の如く (ハルキ文庫 ひ 7-16)

作家
平谷美樹
出版社
角川春樹事務所
発売日
2013-10-12
ISBN
9784758437820
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風の王国 10 草原の風の如く (ハルキ文庫 ひ 7-16) / 感想・レビュー

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ひげお

長編もついに完結。渤海や契丹など自分にはあまり馴染みのない時代・場所だったこともあり新鮮で楽しめた。国とは何なのか考え続けることになるのだろうけど、現代でもよく分かってないのだからしょうがないか。

2013/12/13

みっちゃんondrums

終わってしまった。ああ、そういう終わらせ方か。戦闘シーンが多いのが読んでいてつらかったが、感動的だった。物語に浸りながらも、国とか人の生き方について考えさせられるものだった。東日流や須哩奴夷靺鞨のように生きられたらいいね。契丹の歴史をもっと知りたくなった。

2013/11/01

のりべぇ

嗚呼遂に終わりました。秀明の親の仇、高元譲は明秀に討たれた。ここまで高元譲が生き残るとは意外でした。突欲は愛する芳蘭により死す。そして、一巻目の洞窟の日本の鎧の謎に繋がった。明秀は云う「政を人任せにするなら、信任した為政者の咎は自分の咎と考える覚悟が必要だ」と。終章で「政治家は民衆が求める噓をつく。民衆は求めて騙されるが、熱が冷めたとき公約違反と騒ぎ出す。多くの日本人は幾つもの正義が故に戦争が起こることを知らず、単純な善悪に置き換えて語る、そんな姿に戦慄さえ覚える」…きついね。

2017/06/10

しんさん

渤海、契丹、耶律阿保機などのワードにひかれてうっかり手を出してしまった全10巻。ようやく読了。

2017/03/13

kan

最終巻完結。突欲のアナーキズムに辟易、ナイーブな国家観はいまさら。中国の易姓革命王朝交代を解き明かしてはいない。

2015/05/15

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