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史記 武帝紀 6 (時代小説文庫)

史記 武帝紀 6 (時代小説文庫)

史記 武帝紀 6 (時代小説文庫)

作家
北方謙三
出版社
角川春樹事務所
発売日
2014-02-15
ISBN
9784758438025
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史記 武帝紀 6 (時代小説文庫) / 感想・レビュー

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W-G

李陵が漢軍と直接対決。かつての部下、孫広がいい感じで台頭してくるものの、残りも少ないので、一瞬の輝きで終わりそう。頭屠の息子光谷児も、精悍に描かれているが、頭屠自体が架空の人物なので、どこまで描かれるのか。蘇武の章は安定して面白く、そこに李陵も加わってくることで、また一段と奥深いものになってくる。会話に味わいがあり、これは最終巻で相当泣かせる展開になりそう。そして帝側。もう丞相がいつ誰になってるのか把握がむずかしいくらい処されまくっている。コレあくまで武帝紀と冠されてるけど、綺麗にまとまるのか?

2018/11/26

ehirano1

#司馬遷、船酔いのお知らせ。#蒼氓と表記した理由は?#強さと同じほどの、弱さがある。#国とは理不尽そのもの。#人は、何度でも死ぬのだ、李陵。#死んでもまだ、なにかが続いている。そう考えると、死ぬことも生きること。

2019/02/02

優希

匈奴にいる李陵と蘇武がメインの話になっています。匈奴で生きることを誓う李陵と北の地で生きる理由を問う蘇武。匈奴側の話の方が落ち着いて読めるのが不思議ですね。漢は闘争心あり過ぎです。老境の劉徹は国より自分が衰えたことを憂う様子に孤独を感じました。全体的に地味な印象を感じますが、頭屠が官軍を追い込んだり、李陵と蘇武が再会したりと気になる流れ。次巻がいよいよ最後。どのような結末を迎えるのでしょう。

2015/02/11

sin

何を言うことがあるのだろう?確かにあった史実としての一連の出来事と作者が重ね合わせて紡ぐ人間模様に心が揺れ動く思いがする。物語の人物への共感の都度に漢を応援したり匈奴に着いたりと自分勝手な読み方を重ねてきたが現実社会においても同じ傍観者であることに変わりはない。歴史に触れるといつも感じることではあるが人の営みとは時は過ぎゆくものと諦念するしかないのだろうか?司馬遷の想いに強く関心を惹かれる。

2014/03/24

Kircheis

★★★★☆ 李陵と蘇武の邂逅。武帝の止まらない暴走。 おもしろいのは間違いないが、そこまで印象には残らなかった。 ただ蘇武の力強い生き様はホントに好き。ペットの狼もね。

2018/03/06

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