謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫 や 2-26)
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謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫 や 2-26) / 感想・レビュー
森オサム
昭和51年に発表された当時の近未来小説。アジアから米軍が撤退し、日本は日米安保条約の見直しと、中国、ソ連との安保条約締結を模索していると言う情勢。そんな中、日本で開発された新兵器がいきなり消息を絶つ。二人の天才が頭脳戦を繰り広げ、チェスの駒の様に人を動かし消えた兵器を奪い合う、と言うのがタイトルにもなっております。もちろん不確定要素がドンドン入り込んで来るので、それに次々手を打っていく頭脳戦の面白さも有るんですが、実際読んで行くと、自らの肉体を駆使して戦う二人の方が魅力的に感じましたね。後半の展開は微妙。
2018/01/07
ヨー
作品が古くまた情勢とあわず、 こりゃダメだとおもった。 政治とかいれたもので 近代作品だと、読みづらいなぁ。
2017/05/26
satoo
うーん、どうなんだろ。刊行から時間が経ちすぎているからなのか、いまいちスッと入ってこなかったなー。そしてタイトル通りの内容なのか、これは。ゲーム理論的な話がそこまで活かされてた印象はない。何より文章が読みづらかったなー。他の作品ではあんまり感じなかったけど。というわけで、肩透かしを食らった気分。
2016/11/21
えろこ
先の読めない知能戦とスリリングな展開が面白いです。これ、男なら結構ハマると思います。というのも、登場人物が、短絡的な意味でとても格好いいのです。それも、ゲーム理論を元に推理戦を展開する知能派や、戦闘のプロといった、様々な種類の「格好いい男」が登場するのです。なんだか、警察官とかに憧れていた幼少期の思いが蘇るような感じです。結末はちょっと微妙でした。
2015/03/22
K
表紙とタイトルに惹かれて買ってみた。戦略バトルというわりには戦闘もあったりその辺は嘘喰いみたいなノリ。もともと結構古い話なんかね。時代が今ひとつわからんかった。
2014/11/23
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